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【映画鑑賞記16/21’】アメリカン・ユートピア [映画鑑賞]

「アメリカン・ユートピア」を鑑賞。
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今現在、今年観た映画の中で一番です。映画というより、ドキュメンタリー的な要素が強いですけどね。それでも、大変面白く楽しめました。
本作は、元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンでグラミー賞受賞アーティストのデビッド・バーンが2018年に発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案に作られたブロードウェイのショーを、「ブラック・クランズマン」のスパイク・リー監督が映画として再構築した作品。
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このアルバムは聴いたことはありませんが、同作から5曲、トーキング・ヘッズ時代の曲が9曲など、全21曲を披露しています。
特に1980年にリリースされたトーキングヘッズのアルバム「リメイン・イン・ライト」の楽曲も演奏されたのは嬉しかったな。このアルバムをはじめて聴いたとき、あまりの衝撃に腰抜かしたもんね。
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映画の中で、バーンは様々な国籍を持つ11人のミュージシャンやダンサーとともに舞台の上をマーチング形式による演奏とダンスパフォーマンスで現代アメリカを軽やかに風刺しています。
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時はコロナ渦前のトランプ政権。国籍・人種・LGBTQについて問いかけている彼は70歳近くになっても、時代の先駆者でありましたね。
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クライマックスでは、ブラック・ライブズ・マターを訴えるジャネール・モネイのプロテストソング「Hell You Talmbout」を熱唱しています。どの楽曲も胸熱になりました。
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ちなみに、日本通のピーター・バラカンが日本語字幕監修を担当しているので、より雰囲気が伝わりました。
HCくんお勧めの作品です!

解説:デヴィッド・バーンによるアルバム「アメリカン・ユートピア」が原案の舞台を映画化。2019年秋よりブロードウェイで上演された舞台を再構築し、デヴィッド・バーンと11人のミュージシャンやダンサーたちが舞台に上がる。『ドゥ・ザ・ライト・シング』などのスパイク・リーが監督を務め、デヴィッドと共に製作も手掛け、ラジオDJや音楽評論家などの肩書を持つピーター・バラカンが字幕監修を担当している。

あらすじ:元トーキング・ヘッズのメンバーで、現在はソロ活動をするデヴィッド・バーンが手掛けたアルバムを基にしたブロードウェイの舞台が評判を呼ぶ。これを受けてデヴィッドは映画監督のスパイク・リーに映像化の話を持ち掛け、本作が完成する。冒頭では、プラスティックの脳を手にしたデヴィッドが登場。人間の脳の進化や、現代社会が抱えるさまざまな問題について語り始める。
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