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【読書日記7/20’】カッティング・エッジ@ジェフリー・ディーヴァー [読書日記]

ジェフリー・ディーヴァー著「カッティング・エッジ」を読了。
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ニューヨークが誇る科学捜査の天才リンカーン・ライムを主人公としたシリーズも本作で14作目。
前作ではイタリアを舞台したりとマンネリ化を避けるため、ここ数作はあの手この手を屈指していますが、シリーズ前半から中ごろにあったパワーやエキサイティングな推理合戦が薄くなってきていると感じるのはHCくんだけでしょうか。
本作は原点回帰を謳っていますが、お得意の”どんでん返し”も読者として何となく分かってしまうのは、ちょっと寂しい。
著者のジェフリー・ディーヴァーも70歳。ラストに仄めかした、リンカーン・ライムの宿命の敵との最終決戦も近いかも。早くそちらが読みたいわ。

内容:イタリアを舞台にした前作『ブラック・スクリーム』から一転、ニューヨークに跳梁する殺人者との対決を描く本書は、『ボーン・コレクター』『ウォッチメイカー』の路線を引き継ぐ原点回帰の作品となりました。ダイヤへの妄執と婚約したカップルへの殺意を宣言する殺人者プロミサー。後半に入るや、次々に意外な真相が明らかになり、大胆な犯罪計画が姿を現わす―まさに“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーの面目躍如の傑作です。
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