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【読書日記16/22’】硝子の塔の殺人@知念実希人 [読書日記]

知念実希人著「硝子の塔の殺人」を読了。
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いやー久々に本格推理小説を堪能しましたよ。
シンプルに面白かったし楽しかった[わーい(嬉しい顔)]
また作中、古今東西の推理小説が登場し登場人物に蘊蓄を語らせるなど、海外や日本の推理小説作家へのオマージュにもなっていました。
特に本作はその設定から「館」シリーズの大御所・綾辻行人をリスペクトした作りこみになっています。内容もどんでん返しに次ぐどんでん返し。やっぱ、本格推理っていいわ。
著者・知念実希人の本職はドクター。医療ミステリーで頭角を現し、今では作家としての認知度のほうが高いみたい。
今度、著者の別の作品に触れてみようかな。

内容:雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。 ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人など、一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。 この館で次々と惨劇が起こる。館の主人が毒殺され、ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。 さらに、血文字で記された十三年前の事件……。 謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。散りばめられた伏線、読者への挑戦状、圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。 著者初の本格ミステリ長編、大本命!

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