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【映画鑑賞記6/19’】チワワちゃん [映画鑑賞]

「チワワちゃん」を鑑賞。
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物語は、若者のグループの間で“チワワちゃん”と呼ばれマスコット的に親しまれていた女性が、バラバラ遺体となって東京湾で発見されるという凄惨な事実の提示から幕を開けます。
原作は岡崎京子の漫画。メガホンをとった二宮健監督が良質な青春群像劇に仕上げています。
登場する俳優は門脇麦、成田凌、玉城ティナ、村上虹郎。そして、チワワちゃん役の吉田志織はオーディションで選ばれた新人。チワワというあだ名のとおり小さくて可愛い女の子でした。
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作品全編に漂う退廃的な思想や倦怠感、ややくすんだ映像そして音楽が何故か懐かしく心に沁みましたね。
キラキラした青春だけではなく痛みと影を感じさせる本作。今までとは、違った青春映画を体感できました。
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解説:「ヘルタースケルター」「リバーズ・エッジ」などで知られる漫画家・岡崎京子のコミックが原作の青春ドラマ。遺体で発見された女性の遊び仲間たちが、今まで知らなかった彼女の素性に迫る。メガホンを取るのは『MATSUMOTO TRIBE』などの二宮健。『愛の渦』などの門脇麦、『ニワトリ★スター』などの成田凌をはじめ、玉城ティナ、村上虹郎、栗山千明、浅野忠信らが出演している。

あらすじ:東京の街でつるんでは、青春を満喫していたある若者グループのマスコット的存在だったチワワ(吉田志織)が、東京湾でバラバラ遺体となって発見される。元恋人のヨシダ(成田凌)、親友だったユミ(玉城ティナ)、チワワが好きだったナガイ(村上虹郎)ら残された仲間でチワワのことを語り合うが、誰も彼女の本名や素性を知らないことに気づく。
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