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【映画鑑賞記9/19’】七つの会議 [映画鑑賞]

「七つの会議」を鑑賞。
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野村萬斎は凄く独特な感性をもった役者さんでHCくんも大ファンです。その感性は本職の狂言師から導き出されたものでしょうね。
さて、本作「七つの会議」は人気ベストセラー作家・池井戸潤の小説が原作となっています。企業小説を書かせると当代随一。映画も骨太の作品に出来上がっています。
その功績者は野村萬斎と香川照之でしょうね。
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一見ぐーたら社員でかつ飄々とした雰囲気を持つ主人公・八角(野村萬斎)と厳しくて厳格な営業部長・北川(香川照之)。対照的なこの2人の演技合戦は見所のひとつです。
特にテレビ・映画など池井戸作品の常連・香川照之は得意の顔芸も含め圧倒的な存在感を出していました。
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脇を固める役者も、及川光博、朝倉あき、片岡愛之助、立川談春、北大路欣也ら豪華布陣。というか、TBS日曜劇場を見ているよう(笑)
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日曜劇場ファンにはたまらない作品かも。といっても、奇をてらっているわけではなくストーリーも映画サイズによくまとっています。ラストは完全にスカッとはいきませんが、企業が舞台であるならばこの終わりも現実的だと思いました。

解説:「半沢直樹」シリーズなどで知られる作家・池井戸潤の小説を原作にしたミステリードラマ。部下によるパワハラ告発を機に起こる波乱をスリリングに映し出す。メガホンを取るのは、池井戸の原作のドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの演出を務めた福澤克雄。『のぼうの城』などの狂言師・野村萬斎、歌舞伎役者としても活動している香川照之、『相棒』シリーズの及川光博のほか、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也らが出演。

あらすじ:都内の中堅メーカー、東京建電の営業一課で係長を務めている八角民夫(野村萬斎)。最低限のノルマしかこなさず、会議も出席するだけという姿勢をトップセールスマンの課長・坂戸宣彦(片岡愛之助)から責められるが、意に介することなく気ままに過ごしていた。営業部長・北川誠(香川照之)による厳格な結果主義のもとで部員たちが疲弊する中、突如として八角がパワハラで坂戸を訴え、彼に異動処分が下される。そして常に2番手だった原島万二(及川光博)が新課長に着任する。
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