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【読書日記5/19’】ブラック・ストリーム@ジェフリー・ディーヴァー [読書日記]

ジェフリー・ディーヴァー著「ブラック・ストリーム」を読了。
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リンカーン・ライムシリーズの最新作。
今回はライムの主戦場ニューヨークからイタリアのナポリにライムとサックスらが出向く、初の国外編となっています。
いつものメンバーから変わってイタリアの個性派ぞろいのメンバーとの捜査が楽しかったし、徐々に人間関係を構築していく様は見事でしたね。
エンターティメント作品としてはいつものごとく良い出来ですが、ディーヴァーお得意のラストの大どんでん返し感はなくちょっと寂しかった。
けど、その代わりのラストは中々よかったですよ。
本作はシリーズ13作目。次も楽しみであります。

あらすじ:ニューヨークの路上で男が拉致されるのを少女が目撃した。やがて被害者の苦痛のうめきをサンプリングした音楽とともに、監禁されて死に瀕している被害者の姿が動画サイトにアップされた。アップロードしたのは「作曲家(コンポーザー)」を自称する人物。捜査を依頼された科学捜査の天才リンカーン・ライムは現場に残された証拠物件から監禁場所を割り出し、被害者を救出したものの、〈コンポーザー〉は国外に逃亡してしまった。 そして事件の場はイタリアへ――リビアからの移民が誘拐されたのだ。〈コンポーザー〉の犯行だった。ナポリに飛んだ名探偵ライムとパートナーのアメリア・サックス、そしてライムの介護士トムは、若き森林警備隊員エルコレとともに事件に挑む。ニューヨークの白人とナポリの難民。被害者をつなぐものは何か? 〈漆黒の絶叫〉に駆りたてられる〈コンポーザー〉の目的は? アメリカ総領事館から持ち込まれた留学生の暴行事件も調査することになったライムは、想像を絶する真相を探り当てることに……
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