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【映画鑑賞記21/20’】カセットテープ・ダイアリーズ [映画鑑賞]

「カセットテープ・ダイアリーズ」を鑑賞。
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今年の目標で映画鑑賞60本を掲げましたが、コロナ禍で目標の達成は難しい状況です。
そんな中、21本目に観た本作は今年のNo.1と言っても過言ではありません。
舞台は1980年代のイギリス。パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描いた青春音楽ドラマです。
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当然ながら、本作で使われる楽曲は全てブルース・スプリングスティーン(以下、愛称のボスで)。HCくん的には、来日した大物アーティストの中でボスのコンサートだけは観ていません。それが、未だに心残りなんです。なので、この映画を観たらますますボスのコンサートを観たくなりましたね。
また、本作では閉鎖的な町の中で受ける人種差別なども描かれています。
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けど、純な恋愛も描かれていて、まさに青ハル的な要素も満載でした。
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ちなみに本作は実話をベースに作られています。エンドロールには本物のボスとこの映画のモデルになった方も出てきます。
本作は久々のお勧めの一本です!
ちなみに、楽曲の中で”Because the Night”が流れるんですが、その瞬間腰を浮かしてしまいました。大好きな曲なんです。ボスとしてはメロディーは出来ていたらしいのですが、詩が伴わないのでパンクの女王パティ・スミスに作詞を依頼して完成した名曲。この曲が流れた瞬間、胸が熱くなりましたわ。


解説:ジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録をベースにした青春ドラマ。イギリスの町で生活しているパキスタン系の高校生が、ブルース・スプリングスティーンの音楽と出会う。メガホンを取るのは『英国総督 最後の家』などのグリンダ・チャーダ。ヴィヴェイク・カルラ、クルヴィンダー・ギールのほか、ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などのディーン=チャールズ・チャップマンらが出演した。スプリングスティーン自身の協力のもと、未発表曲を含めた楽曲が多く使用されている。

あらすじ:1987年のイギリス。ルートンという町に住むパキスタン系のジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)は、家庭のルールや伝統、人々が持つ移民に対する偏見から解放されたいと思っていた。ウォークマンでペット・ショップ・ボーイズを聴いていたジャベドはある日、ブルース・スプリングスティーンの音楽と出会う。彼は、鬱屈した気持ちを吹き飛ばすような楽曲に夢中になる。
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