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【映画鑑賞記68/18’】日日是好日 [映画鑑賞]

「日日是好日」を鑑賞。
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2018年ラストを飾る映画は、昨年他界した名女優・樹木希林が茶道教室の先生を演じる「日日是好日」。
「日日是好日」という言葉はHCくんの座右の銘ですので、一年の最後の映画にピッタリでした。
作品は、エッセイスト・森下典子による自伝エッセイ『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-』を原作としています。
主役の典子役を黒木華、典子と一緒に茶道教室に通う従姉妹役を多部未華子が演じます。
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母親からお茶を習うことを勧められた典子。はじめは気が進みませんでしたが、お茶を習うことに乗り気になった従姉妹の美智子に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出します。見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなり、就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気付いていきます。
日本の四季と茶道がシンクロしながら物語は淡々と進みます。なので、とても素適な映像になっています。季節によって、茶道の所作も変わるなんてこの映画を観るまで(というか茶道もあまり)しりませんでした。
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盛り上がりというシーンはありませんが、樹木希林と黒木華2人の演技が素晴らしい。台詞、言い回し、表情等さすが昭和・平成を代表する大女優・樹木希林、そして新しい時代を担うであろう黒木華。黒木華は決して美人といえないところがいいですね。樹木希林さんのように演技で魅了する女優さんになってもらいたいな。
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解説:茶道教室に通った約25年について記した森下典子のエッセイを映画化した人間ドラマ。母親の勧めで茶道教室へ通うことになった大学生が、茶道の奥深さに触れ、成長していく姿を描く。メガホンを取るのは『ぼっちゃん』などの大森立嗣。主人公を『小さいおうち』『リップヴァンウィンクルの花嫁』などの黒木華、彼女と一緒に茶道を学ぶ従姉を『ピース オブ ケイク』などの多部未華子、茶道の先生を『わが母の記』などの樹木希林が演じる。

あらすじ:大学生の典子(黒木華)は、突然母親から茶道を勧められる。戸惑いながらも従姉・美智子(多部未華子)と共に、タダモノではないとうわさの茶道教室の先生・武田のおばさん(樹木希林)の指導を受けることになる。
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