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【映画鑑賞記3/19’】クリード 炎の宿敵 [映画鑑賞]

「クリード 炎の宿敵」を鑑賞。
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1976年シルベスター・スタローン主演・脚本の「ロッキー」は世界中で大ヒット。アカデミー賞作品賞、監督賞の栄冠に輝き、スタローンも主演男優賞にノミネート。残念ながら受賞はなりませんでしたが、無名の俳優から一躍ハリウッド・スターになり、アメリカン・ドリームを手にしました。
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その後、「ロッキー2」「ロッキー3」「ロッキー4/炎の友情」「ロッキー5/最後のドラマ」「ロッキー・ザ・ファイナル」とシリーズ化されました。
「ロッキー・ザ・ファイナル」は2006年の作品なので30年に渡るシリーズなのです。
ここで、さすがに終わりかと思いきや、ロッキーがトレーナー・セコンド役を務める「クリード チャンプを継ぐ男」が2015年に公開され、そして本作「クリード 炎の宿敵」が今年公開。
まさに、「ロッキー・サーガ」といえるシリーズですね。
しかも、本作は1985年に公開された「ロッキー4 炎の友情」の因縁が絡むはなし。「ロッキー4 炎の友情」は、ソ連(当時の国名)のボクサー、イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)が、全米元チャンプのアポロをリング上で撲殺し、ロッキーが単身敵地に渡ってリベンジするという内容。
殺されたアポロの子供がロッキーの弟子クリード(マイケル・B・ジョーダン)。
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そして今回、ロッキーの弟子クリードとドラゴの息子ヴィクターが、時と世代を超えて激突。死闘を繰り広げます。
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ロッキー・シリーズの良いところは起承転結がしっかりしているとこかな。しかも、シリーズ通して亡くなったロッキーの妻エイドリアンに対する愛が描かれ、トレーニングで使う例の階段も健在(笑)
懐かしさと新しさがいい意味で混在しています。
しかし、シルベスター・スタローンはいい感じで老けましたね。以前は筋肉マッチョだけの俳優って感じでしたが、枯れた演技も出来るようになって円熟味がましたように感じます。
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彼ができるまで、このシリーズは続けてもらいたいですね。

解説:『ロッキー』シリーズでロッキー・バルボアと激闘を繰り広げたアポロ・クリードの息子を主人公に据えた『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。父の命を奪ったイワン・ドラゴの息子との戦いを軸に、クリードがさらなる成長を遂げる。監督は短編やテレビシリーズを手掛けてきたスティーヴン・ケイプル・Jr。シルヴェスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダンらが前作に続いて出演している。

あらすじ:ロッキー(シルヴェスター・スタローン)の指導を受け、ついに世界チャンピオンになったアドニス(マイケル・B・ジョーダン)に、リングで父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターが挑戦状をたたきつける。ロッキーの反対を押し切り、父のリベンジを誓い試合に臨んだアドニスは、ヴィクターの反則行為によって勝利する。しかしアドニスは、ボクサーとしてその結果に納得できなかった。
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