【映画鑑賞記２/19’】アイ・フィール・プリティ！ 人生最高のハプニング

「アイ・フィール・プリティ！ 人生最高のハプニング」を鑑賞。

”すべての人々にエールを贈るロマンティック・コメディ”。まさにそんな冠がピッタリで元気と勇気がもらえる映画でしたね。
物語の舞台はニューヨーク。高級化粧品会社で働くレネーは、十人並みの顔とぽっちゃりボディが悩みのタネ。日々、「もっと痩せて、美しくなりたい」と努力と研究を重ねていますが、モデルのような職場の受付嬢や、ジムで見かける美女たちに、現実を突きつけられてため息ばかりついています。
そんなある日、そのジムで事件が起きます。トレーニング中にバイクから落下して頭を強打したことがきっかけで、自分をスーパーモデル体型の超絶美人だと思い込むようになります（笑）実際には何も変わっていないので、自信満々に振る舞うレネーを見て周囲の人たちは困惑。けど、彼女はすべてをポジティブに受け止めます。

そして、自信によって引き出された、彼女が本来もっていた明るさと賢さが、恋と仕事にプラスに働き、彼女の人生に本当のミラクルを巻き起こします。

ヒロイン・レネーを演じるのは、エイミー・シューマー。ぽちゃり体型ですが、愛くるしい表情が素敵な女優さんです。日本で言えば渡辺直美か柳原可奈子。ちなみに、日本語吹き替えは、渡辺直美が担当しています。体型と声は違うのにね（笑）
踊りのシーンは直美ちゃんも真っ青

レネーの上司役で女性CEOを演じるのは、ミシェル・ウィリアムズ。今迄とは違ったコメディエンヌの役なので新境地が開けた感じですね。

ジムで友人になる美女を演じるのは、イギリスのスーパーモデル・エミリー・ラタコウスキー。レネーとの違いは一目瞭然ですが、男としてはやっぱり・・・

そして、再度頭を強打し現実に引き戻されます。「外見と内面のどちらが大切か」「人生にとって大切なものは何なのか」といった、永遠のテーマがこの作品にはありますが、すべての人々にエールを贈るスピーチをするクライマックスは、とても感動的でありました。
特に彼氏（かってに思っている？）から、「生まれ変わったら君になりたいよ」と最上級の賛辞を送られるシーンは良かったな。大人のためのロマンティック・コメディ。お勧めの一本です！

解説：『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』などのエイミー・シューマーが主演を務めた女性賛歌。外見に対するコンプレックスを持つヒロインが、事故に遭って自分を絶世の美女だと勘違いする。ヒロインの上司を『マリリン 7日間の恋』などのミシェル・ウィリアムズが演じ、モデルのエミリー・ラタコウスキー、ナオミ・キャンベルらが共演。

あらすじ：自分のルックスに引け目を感じていて、何事にも消極的なレネー(エイミー・シューマー)は、自分を変えるためにジムに通い始める。だが、ジムで頭を打って意識を失ってしまう。目覚めたとき、なぜか彼女は自分が超美人に変身したと思い込み、性格も前向きに変わっていた。

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