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【読書日記31/22’】真夜中の密室@ジェフリー・ディーヴァー [読書日記]

ジェフリー・ディーヴァー著「真夜中の密室」を読了。
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著者ジェフリー・ディーヴァーが生み出した現代最高の名探偵リンカーン・ライム。その3年ぶりの新作です。
今回のライムの前に立ちふさがる敵は、いかなる鍵も錠前もあけてしまうロックスミスと名乗る解錠師。
ロックスミスが犯行を重ねるの真の目的は何か?
そして、同時に巻き込まれるニューヨーク市警の内紛。前後に不安要素を抱えながらも、徹底した科学捜査と愛妻アメリア・サックスほか仲間たちとロックスミス逮捕に挑んでいきます。
ここ最近のリンカーン・ライム・シリーズは、不完全燃焼が続いていましたが、本作ではジェフリー・ディーヴァーの真骨頂・どんでん返しも復活した感じで面白かったです。
ジェフリー・ディーヴァーも今年で御年73歳。まだまだ、頑張って欲しい作家です。

内容:わが名は〈解錠師〉。いかなる鍵も錠前も僕の敵ではない。 〈ロックスミス〉と名乗る男が夜のニューヨークに跳梁していた。厳重に鍵のかかった部屋に侵入し、住人に危害を加えることもなく、破った新聞紙に書いたメッセージを残して去った。犯人はいかにして短時間で錠を破ったのか。犯行は無差別なのか、それとも被害者を結ぶ線があるのか。この奇怪な犯人の真の目的は何か。ニューヨーク市警からの依頼で、四肢麻痺の科学捜査の天才リンカーン・ライムが捜査に乗り出した。だがライムは警察内部の政争にまきこまれ、別件の裁判での失態を機に契約を解除されてしまった。このまま捜査を続行すれば逮捕される危険すら・・・ 密室を破る怪人〈ロックスミス〉VS現代の名探偵リンカーン・ライム。警察も敵に回り、犯罪組織に命を狙われながらも、名探偵はあくまで知力で戦いに挑む。そしていくつもの事件と謎と犯罪がより合わさったとき、多重ドンデン返しが華麗に発動する!
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