SSブログ

【読書日記28/19’】メインテーマは殺人@アンソニー・ホロヴィッツ [読書日記]

アンソニー・ホロヴィッツ著「メインテーマは殺人」を読了。
ダウンロード.jpg
「このミステリーがすごい!2020年版」海外編他昨年発売された海外ミステリーの頂点にたった作品。2019年版でも著者のアンソニー・ホロヴィッツは「カササギ殺人事件」で7冠を制しているので、2年連続の快挙となっています。
前作「カササギ殺人事件」はアガサ・クリスティーのオマージュ的作品であったのに対し、本作では著者のアンソニー・ホロヴィッツ自身がワトソン役で登場するシャーロック・ホームズ的な作品になっています。
ホロヴィッツ自身、アーサー・コナン・ドイル財団からシャーロック・ホームズシリーズの続編「絹の家」を執筆することを認められたり、イアン・フレミング財団から、ジェームズ・ボンドシリーズの新作「007 逆襲のトリガー」を執筆することを発表されたりと、英国ミステリー界を背負ってたつ人物となっています。
本作も謎解きの魅力全開、かつ、登場人物のキャラが凄く魅力的で一気読みできました。
シリーズ化されるようなので、次回作も楽しみであります。

内容:自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか?作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる…。自らをワトスン役に配した、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ!7冠制覇の『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作!
nice!(14)  コメント(12) 
共通テーマ: