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【映画鑑賞記56/19’】宮本から君へ [映画鑑賞]

「宮本から君へ」を鑑賞。
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テレビドラマが面白かったので、実写映画版も観に行きました。原作は新井英樹の漫画。主演はテレビドラマ版から引き続き池松壮亮が、ヒロインは蒼井優が務めています。
超不器用人間ながら誰よりも正義感の強い宮本浩(池松壮亮)は、文具メーカーで営業マンとして働いています。
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会社仲間から紹介された中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本は、あることがきっかけで「この女は俺が守る」と言い放ち、ふたりは心から結ばれることになります。
しかし、ある事件が起こり宮本はその言葉を全身全霊で実行することに・・・
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監督は大好きな映画ディストラクションベイビーズ」の真利子哲也。松山ケンイチ、井浦新ら演技達者な役者が脇を固め、硬派な作品に仕上がっています。
ところが、この映画を巡ってもある事件が。実はピエール瀧が出演している関係で、文部科学省が所管し、芸術の創造や普及が目的の独立行政法人「日本芸術文化振興会」が、「宮本から君へ」に対する助成金の交付内定を取り消したのです。振興会は不交付の理由を「国が薬物を容認しているかのような誤ったメッセージを与える恐れがあると判断した。公益性の観点から適当ではない。」と説明しています。
しかし、作中では薬物に繋がる、連想させる描写は一切なし。ピエール瀧もポイント的な役ではありながら、そんなに出演時間もなかったです。
「公益性」という言葉はあてはまらないような気もしましたし、作品には罪はありませんけどね。

解説:熱血営業マンが悪戦苦闘しながら成長する姿を描いた新井英樹の漫画を、実写ドラマ化に続き映画化。原作の後半を基に、主人公とヒロインに訪れる試練を映し出す。ドラマ版に続いて主演の池松壮亮をはじめ、蒼井優、柄本時生、星田英利、古舘寛治、松山ケンイチが出演し、ドラマ版の監督を務めた真利子哲也が続投。映画版キャストには井浦新、ピエール瀧、佐藤二朗、さらに元格闘家の一ノ瀬ワタルが新たに参加する。

あらすじ:文具メーカーの営業マン宮本浩(池松壮亮)は、営業スマイル一つできない不器用な人間だが、正義感は人一倍強かった。会社の先輩だった神保(松山ケンイチ)の仕事仲間・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本が彼女の自宅に招かれた日、靖子の元彼・裕二(井浦新)が姿を現す。宮本と寝たと話す靖子に激怒した裕二に、宮本は「この女は俺が守る」と宣言する。
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