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【読書日記26・27/19’】韓国人に生まれなくてよかった・文在寅という災厄@武藤正敏 [読書日記]

武藤正敏著「韓国人に生まれなくてよかった」と「文在寅という災厄」を読了。
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戦後最悪と言われる日韓関係。
韓国には一度訪れてみたいなっと思っているし、韓国の方々も一人一人は情に厚いのかなっと感じています。
そんな中、あくまでも個人の意見ですが、ここまで日韓関係をこじらせているのは、文在寅大統領なのでは、と思っています。確かに背景には慰安婦問題や徴用工問題があると思いますが、国際的には既に解決している問題であり、国のトップが変わる度に蒸し返えされることには不快感があります。
けど、今まで日韓関係には隣国でありある意味一線があったと思います。その一線を越えた、文在寅大統領ってどんな人なのか興味が沸いていたところ、この本を見つけ手に取りました。
著者の武藤正敏氏は、40年にわたる外交官生活のうち12年を韓国で過ごし韓国特命全権大使までなった人物。
約3年前に出版された「韓国人に生まれなくてよかった」は現状の日韓関係を見越した予言書のような一冊になっています。
また、続編的な「文在寅という災厄」も文在寅大統領の北朝鮮びいき、それによる米韓関係の悪化、GSOMIAの考え方、そして韓国経済の破綻など、韓国特命全権大使を経験した者にしか分からない鋭い洞察力で現在の韓国事情を言い当てています。
本当の意味での日韓関係、文在寅大統領って人物を知るうえでは一番の2冊だと思います。

「韓国人に生まれなくてよかった」
内容:「韓国の熾烈な格差・競争社会を生き抜くのはあまりに過酷だ。私と同じような社会的キャリアを、私は韓国社会で歩める自信はまったくない。私には韓国人は務まらないと思う。 さらに、北朝鮮クライシスのこの期に及んで、韓国人は親北反日の文在寅(ムン ジェイン)を大統領に選んでしまった。 私が会ったとき、彼は北朝鮮のことしか頭になかった。経済政策に疎いポピュリストの彼はバラマキで支持を得ようとするだろうが、これは失敗が見えている。 そうすると、次は必ず露骨な反日政策を執って来るだろう。 そのとき日本は毅然と臨むべきだ。 そして、日米とのすきま風が韓国をさらなる窮地に追い込むだろう」 著者は元駐韓大使ならではの鋭い分析と情報で「文在寅クライシス」に警鐘を鳴らす。 そして、 「韓国人は“韓国に生まれて良かった"という国にしてほしい。そのためにも、日韓にとって無益な反日に逃げ込むのは、もうやめるべきだ」 と、韓国人たちにエールを送る。 元駐韓大使だからこそ書けるディープな韓国分析の決定版!

「文在寅という災厄」
なぜこうも文在寅政権は理不尽、無責任なのか。 その理由はこの本を読むと分かる。 前著『韓国人に生まれなくてよかった』で文在寅政権の「従北」「反日」姿勢の強化と経済無策の可能性を鋭く予言した著者が、政権誕生から2年を経て、さらに深まった韓国の悲惨な現状と、最悪化した日韓関係の行く末を展望する。 文在寅氏は日韓が苦労してまとめた慰安婦合意を一方的に破棄し、徴用工裁判で日本企業への賠償判決を誘導し、これまでの日韓関係を根底から覆した。かたや北朝鮮にすり寄り、米中間をさまよう支離滅裂な外交姿勢で米朝からも孤立し、東アジアの安全保障にも大きな影を落としている。 しかし常識を逸脱する文在寅政権の無策、暴挙はとどまるところを知らない。「未来志向」を謳いながら、歴史問題を持ち出しては反日姿勢を最大化するこの革命家が権力の座にある限り、両国関係の修復は望むべくもない。果たして、著者が2年前に予想した通り、経済失政による韓国国内の疲弊も限界に近づきつつある。しかし、外交・内政でいかに失策が続いても、行政、司法、メディアを牛耳る独裁者の「恐怖政治」によって、「普通の韓国人」はその実態に気づくこともない。ただ、「幸いにも、海外メディアに触れやすいネット世代の若者たちは、うすうすその悪政を見抜き始めている」と著者は指摘する。 日韓両国民を不幸にする最悪の大統領をいかに追いつめ、退場させればいいのか。日本人はその動向から目を離さず、断固とした姿勢で立ち向かうべきだ。 40年に及ぶ外交官経験に裏打ちされた著者の洞察が光る「韓国分析」の決定版であり、日韓両国民に贈る魂のメッセージだ。
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