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【読書日記8/23’】名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件@白井智之 [読書日記]

白井智之著「名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件」を読了。
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いやー久しぶりの本格ミステリに出会いました。
冒頭のつかみから、中盤から終盤にかけた綿密に練られたストーリーと、それを回収する後半の推理劇。見事な展開で引き込まれましたね。
作品PRに「ロジック」(=論理)という言葉が使われていますが、探偵が「ロジック」のみで、事件を”論破”していく流れは、本格ミステリーの”新時代”を予感しました[わーい(嬉しい顔)]
解説:奇蹟VS探偵! ロジックは、カルトの信仰に勝つことができるのか? 病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。 調査に赴いたまま戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒は、次々と不審な死に遭遇する。 奇蹟を信じる人々に、現実世界のロジックは通用するのか? 圧巻の解決編一五〇ページ! 特殊条件、多重解決推理の最前線!
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