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【映画鑑賞記18/17’】ムーンライト [映画鑑賞]

「ムーンライト」を鑑賞。
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アカデミー賞授賞式のまさかの発表間違い騒動はあったもの本命「ラ・ラ・ランド」を破り見事作品賞に輝いた作品。
けどね、多くの人が思い浮かべるアカデミー作品賞に選ばれた名作とはちょっと趣きが違います。
HCくんの「ラ・ラ・ランド」愛がそう言わせているのでは決してありません。
「ラ・ラ・ランド」がアメリカのファンタジーだとすると、「ムーンライト」はアメリカの現実を描いた物語で作品賞に相応しいクオリティと物語に仕上がっています。ただ正直、トランプ政権になったから受賞できた作品だとも思います。
物語はマイアミの貧しい地区で暮らす少年シャロンの姿を、少年期、高校時代、そして成人してからの3つの時代を通して描いています。
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前半はストリートで生きる薄幸な少年と麻薬ディラー・ファンを演じるマハーシャラ・アリの交流が描かれています。この感じで、物語が進んでいくのかな?と思ったら高校時代、成人の章でガラッと変わってしまいます。
ちなみに、マハーシャラ・アリはこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞しています。
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ガラッと変わった先はトランスジェンターにシフトしたこと。同性愛は否定しませんが、物語の大きなチェンジには、ちょっとついていけませんでしたね。
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ただ、冒頭とはまったく別の物語に衣替えを果たす手法には制作陣の意思を強く感じました。

解説:ブラッド・ピットが製作陣に名を連ね、さまざまな映画祭・映画賞で高評価を得たドラマ。マイアミの貧困地域に生きる少年が成長する姿を、三つの時代に分けて追う。監督は、短編やテレビシリーズを中心に活躍してきたバリー・ジェンキンズ。『マンデラ 自由への長い道』などのナオミ・ハリス、『グローリー/明日への行進』などのアンドレ・ホランドらが出演。逆境の中で懸命に生きる主人公に胸を打たれる。

あらすじ:マイアミの貧困地域で、麻薬を常習している母親ポーラ(ナオミ・ハリス)と暮らす少年シャロン(アレックス・R・ヒバート)。学校ではチビと呼ばれていじめられ、母親からは育児放棄されている彼は、何かと面倒を見てくれる麻薬ディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、唯一の友人のケビンだけが心の支えだった。そんな中、シャロンは同性のケビンを好きになる。そのことを誰にも言わなかったが……。
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mutumin

同性愛かぁ~・・・付いていけない世界だなぁ・・・
by mutumin (2017-05-23 05:37) 

pn

ストーリーで受賞なんすかね?
by pn (2017-05-23 06:11) 

親知らず

アメリカの抱える問題を象徴的に表している映画なのかな?
by 親知らず (2017-05-23 07:06) 

HOTCOOL

mutuminさん

こんな話だとは思いませんでした・・・
by HOTCOOL (2017-05-23 19:19) 

HOTCOOL

pnさん

うーん、なんでだろう?
正直ちょっと不思議です。
by HOTCOOL (2017-05-23 19:20) 

HOTCOOL

親知らずさん

シビアな社会派ドラマですね。
by HOTCOOL (2017-05-23 19:21) 

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