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【読書日記4/24’】星を編む@凪良ゆう [読書日記]

凪良ゆう著「星を編む」を読了。
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「汝、星のごとく」の続編となる短編集。
とても切なく苦しい作品ですが、その先にある”愛”に一筋の光が感じます。最後そこに繋がる何かを感じるから読み進められますね。
そこへ導く作者・凪良ゆうの力量は大したものです。
ちなみに、本作を読む前に前作「汝、星のごとく」をお勧めします。
「星を編む」で謎だった部分や、その後が明かされますので。

内容:花火のように煌めいて、届かぬ星を見上げて、海のように見守って、いつでもそこには愛があった。ああ、そうか。わたしたちは幸せだったのかもしれないね。 『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語 「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは? 「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。 「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。
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