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【映画鑑賞記17/16’】レヴェナント:蘇えりし者 [映画鑑賞]

「レヴェナント:蘇えりし者」を鑑賞。
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圧巻でした。圧倒されました。
この作品で主演レオナルド・ディカプリオは悲願のオスカー像を手にしましたが、この作品で手に出来なかったらいったいどの作品で彼が主演男優賞をとるのか?と思ってしまうほど、彼の演技は素晴らしかったです。「タイタニック」でアイドル的な扱いになった関係で、彼の演者としての実力が違ったほうに見られていたのかもしれませんね。ある意味、これで「タイタニック」の呪縛から開放され、今後益々彼の演技に磨きがかかると思います。
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監督は、昨年「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー監督賞他に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督。この作品で2年連続監督賞受賞の快挙となりました。
その、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督以上に素晴らしかったのは史上初3年連続でアカデミー賞撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキ。
この黄金コンビが奏でる臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、ディカプリオの鬼気迫る演技。そして、極寒の原野の自然が眩しかったです。
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敵役はトム・ハーディ。観てるこっちが憎しみがあふれ出るくらいの壮絶な演技をしていました。上手かった。
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僕が一番グッとしたシーンはレオ様が原野に倒れこみハァハァゼィゼィと息を吐くのですが、その息がカメラにかかっても拭いもせずそのままカメラを回し続け、そして、その息が敵役トムが吐く紫煙に変わるところ。
普通はカメラが曇るのでそんなシーンはありえないと思うのです。鳥肌が立ってしまいました。
音楽は日本が世界に誇る鬼才・坂本龍一。
一見の価値ありの映画であります!

解説:レオナルド・ディカプリオと、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ話題作。狩猟中に瀕死(ひんし)の重傷を負ったハンターが、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐(ふくしゅう)するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描く。主人公の宿敵には、『インセプション』でディカプリオと共演しているトム・ハーディ。オスカー常連のカメラマン、エマニュエル・ルベツキが自然光のみで撮り上げた臨場感あふれる映像にも注目。

あらすじ:アメリカ西部の原野、ハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は狩猟の最中に熊の襲撃を受けて瀕死(ひんし)の重傷を負うが、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく、大自然の猛威に立ち向かいながらおよそ300キロに及ぶ過酷な道のりを突き進んでいく。
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コメント 8

mutumin

レオナルド・ディカプリオの目がいいねぇ~
by mutumin (2016-06-01 04:36) 

pn

レオ様ほとんど台詞無いって聞いたけどそうなの?
by pn (2016-06-01 06:16) 

親知らず

イケメンは何をやっても格好良いね。ずるいわ。
by 親知らず (2016-06-01 08:16) 

paulo

ベタボメですね!
セットではなく雪の中の原野で撮っらしいね
確かに面白かった!



by paulo (2016-06-01 10:34) 

HOTCOOL

mutuminさん

目力がハンパなかったです。
by HOTCOOL (2016-06-02 04:42) 

HOTCOOL

pnさん

途中、喉を痛めるって役どころでしたからね。けど、表現力は素晴らしかったです。
by HOTCOOL (2016-06-02 04:43) 

HOTCOOL

親知らずさん

ごめんね ← なんで謝る(笑)
by HOTCOOL (2016-06-02 04:43) 

HOTCOOL

pauloさん

期待以上でありました!
by HOTCOOL (2016-06-02 04:44) 

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