【音楽鑑賞記】CAMEL三昧

何故か叙情感がたっぷり漂うプログレッシブロックが無性に聞きたくなり、Amazonで検索していたところ、昨年、親知らずさんが英国のプログレッシブロック・バンド「CAMEL」のアルバムを一推していたことを思い出し、思わずポチリを三回繰り返してしまいました。

そして、届いたのがこの３枚。

３枚購入しても3,000円しないなんて、Amazon恐るべし！

まずは、セカンドアルバムの「蜃気楼」。

アンドリュー・ラティマーの哀愁漂うギター、ピーター・バーデンスの軽やかなキーボードが見事にマッチした一枚です。アルバム最後の「レディー・ファンタジー」は引き込まれます。

続いて、名盤の誉れ高い「白雁」。

アメリカの作家ポール・ギャリコの短編小説「スノーグース」を基にしたコンセプト・アルバム。全編インストメンタル作品。目をつぶってきいていると色々妄想できる壮大な世界観の作品。ロックとクラッシクとジャズが融合した傑作ですね。

続いては、親知らずさん絶賛の「ブレスレス」

ボーカル曲が多いので叙情的という言葉が薄まるかもしれませんが、軽快なプログレ・ロックは聴いていて楽しい。親知らずさんが推すのもウナズケます。本作を最後に創設メンバーでキーボードのピーター・バーデンスが脱退。展開期の一枚と言えますね。

先日グラミー賞の発表がありましたが、受賞した方々のお名前は、初めて聞く方ばかり・・・
ポール・マッカトニーとリンゴ･スターが壇上に上がった以外は全く食いつけませんでした。
要は、ここ最近の洋楽シーンを全くわかっていないという事ですが、自分の世代である1960から1980年のロックシーンを越えるアーティトは、自分の中では現れないような気がしますね。
どうでしょう、親知らずさん・・・

タグ：蜃気楼 Camel 白雁 スノーグース プログレッシブロック ブレスレス

コメント 10

バイクもアニメもモデルガンもあのころを超える物は無いね。
物の出来は段違いだけど、何かが足りない。
by pn (2014-01-31 06:40) 

同感です☆80年代命です☆
自分が一番「感じて」いた時代に染み付いた楽曲が
自分の中では最高だと思います～☆
キャメル　懐かしか～！！☆

by 獏 (2014-01-31 07:13) 

「ごめ～ん！コメ出来ないくらい、わかんない！」
って、コメしていいの？(笑)
by mutumin (2014-01-31 08:16) 

↑俺にはヘーキで入れてるじゃん（笑）
by pn (2014-01-31 20:14) 

Breathlessの１曲目に"She is my first love."と歌い出す。
ここからもう1970年代にタイムスリップして妄想の世界に入ります。
３曲目のWing And Prayer も大学時代に聞きまくったフレーズ。
このキラキラした出だしはナベサダのカリフォルニアシャワーにも通じる
懐かしさがあります。
４曲目のDown On The Farm の家畜の鳴き声、トラクターのエンジン音も
楽しくて好きです。
The Snow Goose の２曲目のRhayadar は私の中のベスト100曲の中に
ランクインしています。プログレのフルートが好きなんだなー。
Focus とかJethro Tull とか、たまらなく好きです。
イギリスの湖水地方の森の中にワープして精神的な開放感が得られます。
どう言っても分かりにくいでしょうけど、プログレの方がトリップ出来そうです。
by 親知らず (2014-02-01 01:16) 

pnさん

そう、何かが足りませんよね・・・
けど、今の若者はそれで満足してるからなー
by HOTCOOL (2014-02-01 05:46) 

獏さん

いい時代でしたね♪
by HOTCOOL (2014-02-01 05:47) 

mutuminさん

いいよー＾＾
by HOTCOOL (2014-02-01 05:51) 

pnさん

マニアックネタはそんなもんかもね＾＾；
by HOTCOOL (2014-02-01 05:51) 

親知らずさん

この時代のプログレってそのアルバムが持つコンセプトにどっぷり浸れますよね。
リクライニングチェアに座ってワイン片手に大音量聴きたいな（笑）
by HOTCOOL (2014-02-01 05:55)