【読書日記２】ブラックライダー：アシンメトリー　～左右非対称な日常～：SSブログ

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【読書日記２】ブラックライダー　[読書日記] [編集]

東山彰良著「ブラックライダー」を読了。

下の内容を読むとドン引きされる方もいらっしゃるかと思いますが、この作品はとんでもない一冊であります。僕は毎日の通勤の行き帰り約１時間で読書をするのですが、この本に没頭しすぎて、何回か乗り過ごしそうになったり、自宅最寄り駅についてもベンチに座って20~30分読んだりしていました。

世界観は”北斗の拳”や”マッドマックス”などをイメージしてください。
世界が一度終わり荒廃したアメリカとメキシコを舞台にした西部劇的冒険大活劇となっています。登場sるキャラも個性的、かつ、魅力的。ただ、登場人物が多すぎて混乱する場面も＾＾；
しかし、読後は何故か爽やかでした。そこが救われましたかね。

好き嫌いが分かれる作品かと思いますがお勧めさせていただきます。

内容：小説の持つ力を信じるすべての人へ。これを読まずして、何を読む？　「世界」で闘える暗黒大活劇、ここに開幕。ようこそ。ここは、地球の歴史が一度終わったあとに始まった、新しい世界。人を食糧とする者と許さない者。カウボーイと保安官。人と牛の子。蔓延する蟲。異形の王。慈悲による虐殺。大討伐軍。突き抜けた絶望の先に咲く、希望の花――。覚醒した才能が、全力を注ぎ込み創り上げた、前人未到の領域を堪能すべし。考えるな、感じろ！