【映画鑑賞記[26]】SHORT PEACE [映画鑑賞]
今映画と言えばジブリ作品「風立ちぬ」ですが、そこは天邪っ鬼ぃーのHC君。
同じアニメでもマニアックなこちら「SHORT PEACE」を観てきました。
何と、150人ほど入る劇場にオイラひとり。長く映画を観ていますが、貸切状態ははじめてでした
「SHORT PEACE」は海外でも評価が高い「AKIRA」「FREEDOM」の大友克洋を中心に、気鋭のクリエーター4人が競作したオムニバス作品。
1本あたり15分ちょっとの作品ですが、完成度は相当な出来栄えと思います。4人のクリエーターがお客さんよりも、自分自身とその仲間達に見せて自慢したいという思いが伝わってきますね。そういう映画の作りかた、関り方もいいと思います^^
オープニングは森田修平監督/脚本の「九十九」。
”18世紀。嵐の夜、深い山中で男が道に迷っていた。そこで見つけた小さな祠。中に入るとその空間は突然別世界の部屋に変化する。そこに次々と現れたのは捨てられた傘や、着てもらえなくなった着物などのモノノケ達。男はその怨念を秘めた古い道具たちを丁寧に修理し、慰めてやる。”
続いては、大友克洋監督/脚本の「火要鎮」。
”18世紀、江戸の町。商家の娘お若と幼馴染の松吉。惹かれあう二人であったが、松吉は家を勘当され町火消しとして生きる。そんな最中、お若の縁談の話が進み始めた。松吉への思いを忘れられない彼女の狂った情念からの行動は、大火事を引き起こし江戸の町を焼き尽くす。その大火の中で再びめぐり合う二人。巨大都市江戸の大火を舞台としたスペクタクル。”
三作目は、安藤裕章監督の「GAMBO」。脚本は石井克人。
”16世紀末。戦国時代末期。東北地方(最上領)の山中に天空より何かが落下した。直後、寒村に一匹の巨大な鬼のような化け物が現れ略奪の限りを尽くす。時を同じくして寒村に暮らす少女カオは白い熊と出会う。人の言葉を理解するその神秘的な熊にカオは救いを求めた。かくして鬼と白熊との激闘がはじまる。
新機軸のバイオレンス作品たるべく、荒く力強い画面を3DCGの技術を活用し描き出す。”
ラストは、カトキハジメ監督/脚本、大友克洋原案の「武器よさらば」。
”近未来。東京。砂漠の中の廃墟と化した都市を訪れたプロテクションスーツで武装した5人からなる小隊は一台の戦車型無人兵器と遭遇戦となる。しかし、次第に歯車が狂い始め小隊は窮地に陥っていく。
大友克洋の原作による伝説的な戦闘アクション漫画を、再構築し、リアリティと革新性のある描写をめざした。エキサイティングなアクション作品でありながらも、無常観の漂うテイストに仕上げた作品。”
4作品とも共通のテーマは「日本」。その日本の姿、過去未来を圧巻のビジュアルで表現した作品に仕上がっています。
ジブリ作品の影に隠れていますが、大御所作品と気鋭4人組作品を見比べて観るのも、ひとつの楽しみかも、ですね。
同じアニメでもマニアックなこちら「SHORT PEACE」を観てきました。
何と、150人ほど入る劇場にオイラひとり。長く映画を観ていますが、貸切状態ははじめてでした
「SHORT PEACE」は海外でも評価が高い「AKIRA」「FREEDOM」の大友克洋を中心に、気鋭のクリエーター4人が競作したオムニバス作品。
1本あたり15分ちょっとの作品ですが、完成度は相当な出来栄えと思います。4人のクリエーターがお客さんよりも、自分自身とその仲間達に見せて自慢したいという思いが伝わってきますね。そういう映画の作りかた、関り方もいいと思います^^
オープニングは森田修平監督/脚本の「九十九」。
”18世紀。嵐の夜、深い山中で男が道に迷っていた。そこで見つけた小さな祠。中に入るとその空間は突然別世界の部屋に変化する。そこに次々と現れたのは捨てられた傘や、着てもらえなくなった着物などのモノノケ達。男はその怨念を秘めた古い道具たちを丁寧に修理し、慰めてやる。”
続いては、大友克洋監督/脚本の「火要鎮」。
”18世紀、江戸の町。商家の娘お若と幼馴染の松吉。惹かれあう二人であったが、松吉は家を勘当され町火消しとして生きる。そんな最中、お若の縁談の話が進み始めた。松吉への思いを忘れられない彼女の狂った情念からの行動は、大火事を引き起こし江戸の町を焼き尽くす。その大火の中で再びめぐり合う二人。巨大都市江戸の大火を舞台としたスペクタクル。”
三作目は、安藤裕章監督の「GAMBO」。脚本は石井克人。
”16世紀末。戦国時代末期。東北地方(最上領)の山中に天空より何かが落下した。直後、寒村に一匹の巨大な鬼のような化け物が現れ略奪の限りを尽くす。時を同じくして寒村に暮らす少女カオは白い熊と出会う。人の言葉を理解するその神秘的な熊にカオは救いを求めた。かくして鬼と白熊との激闘がはじまる。
新機軸のバイオレンス作品たるべく、荒く力強い画面を3DCGの技術を活用し描き出す。”
ラストは、カトキハジメ監督/脚本、大友克洋原案の「武器よさらば」。
”近未来。東京。砂漠の中の廃墟と化した都市を訪れたプロテクションスーツで武装した5人からなる小隊は一台の戦車型無人兵器と遭遇戦となる。しかし、次第に歯車が狂い始め小隊は窮地に陥っていく。
大友克洋の原作による伝説的な戦闘アクション漫画を、再構築し、リアリティと革新性のある描写をめざした。エキサイティングなアクション作品でありながらも、無常観の漂うテイストに仕上げた作品。”
4作品とも共通のテーマは「日本」。その日本の姿、過去未来を圧巻のビジュアルで表現した作品に仕上がっています。
ジブリ作品の影に隠れていますが、大御所作品と気鋭4人組作品を見比べて観るのも、ひとつの楽しみかも、ですね。
これは見なきゃですね
by moto_mach (2013-08-05 05:45)
私も天邪鬼なので(笑)
これの存在自体を知りませんでしたが
猛烈に見たくなりました(^m^)♬
by 獏 (2013-08-05 05:51)
そう言えばこんなのやるってーのは聞いてたが確かに埋もれ気味ですね(^_^;)
by pn (2013-08-05 06:35)
あら、面白そうですね。
風立ちぬばかり気にしていましたが、こちらも観てみたいです。
by 親知らず (2013-08-05 08:12)
moto_machさん
マニアックですが面白かったですよ^^
by HOTCOOL (2013-08-05 17:02)
獏さん
世界に発信する日本のこれからの文化を担った方々の作品なので、見応えがありました。
by HOTCOOL (2013-08-05 17:04)
pnさん
興行的には難しい作品でしょうね~
by HOTCOOL (2013-08-05 17:05)
親知らずさん
僕は今無性に「風立ちぬ」を観たいです。
by HOTCOOL (2013-08-05 17:07)
貸切映画館気持ち良いでしょう?!
それとも不気味?
by mutumin (2013-08-05 21:08)
mutuminさん
とても気持ちよかったです^^
by HOTCOOL (2013-08-06 04:20)
貸し切り状態になる理由が伝わります
え〜 HCさんはマニアックなんですね!
by パウロ (2013-08-06 09:36)
パウロさん
一歩間違えると変態かもしれませぬ^^;
by HOTCOOL (2013-08-06 11:51)