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【読書日記10/19’】ノースライト@横山秀夫 [読書日記]

横山秀夫著「ノースライト」を読了。
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”横山ミステリー史上最も美しい謎。熱く込み上げる感動。”というフレーズでしたが、「64(ロクヨン)」「臨場」「クライマーズ・ハイ」など重厚な作品に触れてきたHCくんとしては、正直ちょっと物足りない作品でした。
「64(ロクヨン)」から、6年たっての新作。その間、筆者になにかあったのかとも思わせてしまいます。
著者にはやはり、重厚な警察小説が似合いますね。次作に期待。

内容:一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに……。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた古ぼけた「タウトの椅子」を除けば……。このY邸でいったい何が起きたのか?
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mutumin

そんな残念な作品もありますよ!
by mutumin (2019-07-01 05:27) 

pn

6年は取材なのかな?そこで何かかあった?これこそミステリー(笑)
by pn (2019-07-01 06:19) 

親知らず

作家や芸術家は無から有を生み出すんですから大変だと思います。
ネタが無い時も何も思い浮かばない時も書かなきゃならないのはしんどい。
by 親知らず (2019-07-01 07:44) 

paulo

久しぶりに建築家のブルーノ.タウトの名前を聞きました。
彼の椅子もシンプルでいいですが、ドイツから移住した日本での生活とこの小説が関係あるとしたら興味深いですね。
by paulo (2019-07-01 10:12) 

とし@黒猫

帯の文言は、編集者が考えているので、
売りたい一心で、オーバーに書いている面も
あります。
本を買うときは、ネット上の書評などを参考にしています。
by とし@黒猫 (2019-07-01 11:20) 

HOTCOOL

mutuminさん

そうですよね。
by HOTCOOL (2019-07-02 04:33) 

HOTCOOL

pnさん

6年間に何があったかを題材にすれば面白いかも^^
by HOTCOOL (2019-07-02 04:33) 

HOTCOOL

親知らずさん

この作者の場合、書かなくても印税生活できると思いますよ。
by HOTCOOL (2019-07-02 04:34) 

HOTCOOL

pauloさん

ブルーノ・タウトを知ってるなんて流石です。
作品にはタウトが多くかかわってきますよ。
by HOTCOOL (2019-07-02 04:35) 

HOTCOOL

とし@黒猫さん

僕もネットの書評を事前に確認しますが、横山秀夫には外れなしという、先入観がありました。
by HOTCOOL (2019-07-02 04:36) 

まほ

臨場・・・テレビドラマで見ましたが、面白かったです。
あらすじを見ると、充分面白そうですが、
今までの作品と比べると、残念な感じなのですね。
by まほ (2019-07-28 01:39) 

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