【読書日記３/19’】凍てつく太陽＠葉真中顕 [読書日記]
葉真中顕著「凍てつく太陽」を読了。
いやー平成が終わろうとしている時に、この内容は凄い。いや、やばいかも。
時は昭和20年終戦間際。北海道室蘭で日本人、朝鮮民族、アイヌとそれぞれの血を継ぐ人物が登場。
メインプロットは大日本帝国vsアイヌと朝鮮民族。国並びに個人の関係、生き方を大日本帝国陸軍の軍事秘密「カンナムカイ」を巡り壮大なヒューマンドラマに仕上がっています。
改めて、国と民族を考えさせられた作品でした。
ただ、結末はちょっと寂しかったですが・・・
内容：昭和二十年―終戦間際の北海道・室蘭。逼迫した戦況を一変させるという陸軍の軍事機密「カンナカムイ」をめぐり、軍需工場の関係者が次々と毒殺される。アイヌ出身の特高刑事・日崎八尋は、「拷問王」の異名を持つ先輩刑事の三影らとともに捜査に加わることになるが、事件の背後で暗躍する者たちに翻弄されてゆく。陰謀渦巻く北の大地で、八尋は特高刑事としての「己の使命」を全うできるのか―。民族とは何か、国家とは何か、人間とは何か。魂に突き刺さる、骨太のエンターテイメント!
いやー平成が終わろうとしている時に、この内容は凄い。いや、やばいかも。
時は昭和20年終戦間際。北海道室蘭で日本人、朝鮮民族、アイヌとそれぞれの血を継ぐ人物が登場。
メインプロットは大日本帝国vsアイヌと朝鮮民族。国並びに個人の関係、生き方を大日本帝国陸軍の軍事秘密「カンナムカイ」を巡り壮大なヒューマンドラマに仕上がっています。
改めて、国と民族を考えさせられた作品でした。
ただ、結末はちょっと寂しかったですが・・・
内容：昭和二十年―終戦間際の北海道・室蘭。逼迫した戦況を一変させるという陸軍の軍事機密「カンナカムイ」をめぐり、軍需工場の関係者が次々と毒殺される。アイヌ出身の特高刑事・日崎八尋は、「拷問王」の異名を持つ先輩刑事の三影らとともに捜査に加わることになるが、事件の背後で暗躍する者たちに翻弄されてゆく。陰謀渦巻く北の大地で、八尋は特高刑事としての「己の使命」を全うできるのか―。民族とは何か、国家とは何か、人間とは何か。魂に突き刺さる、骨太のエンターテイメント!
特高が主役ってーのも珍しいような。
by pn (2019-02-28 06:12)
結末、寂しいのはあと引くね。
by mutumin (2019-02-28 06:13)
民族や宗教、思想の違いで争いが起きるのは、悲しいなぁ。
by 親知らず (2019-02-28 08:32)
日本は今でも単一民族に近いので異民族の受け入れを考えるのにいいのではないでしょうか？
by paulo (2019-02-28 10:56)
pnさん
戦中には特高刑事って職業もあったそうですね。
by HOTCOOL (2019-03-01 03:29)
mutuminさん
大して引かなかった・・・（笑）
by HOTCOOL (2019-03-01 03:30)
親知らずさん
うん、悲しい。同じ人間なのにね。
by HOTCOOL (2019-03-01 03:31)
pauloさん
実際問題として、日本人はなかなか意識の変換は難しいでしょうね。
by HOTCOOL (2019-03-01 03:31)
人種差別がテーマですか？
寂しい結末・・・最後が悲しいとか寂しいのは、
読後感がつらいですねぇ。。。
by まほ (2019-03-04 00:49)
まほさん
裏テーマですね。
by HOTCOOL (2019-03-04 03:25)