【読書日記】舟を編む

年に数冊次のページを捲るのをためらうほど面白い本に出会います。

前回紹介した「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」といい、今年は面白い本に良く出会って嬉しいなぁ。

さて、「舟を編む」です。

この本を読んで改めて日本語が持つ”深さ”と”美しさ”を知りました。

また、”言葉”への敬意を感じました。

小説の舞台は出版社。辞書編集部という地味な（失礼）部署に配属され、「大渡海」という辞書の出版を託された主人公・馬締光也を中心に物語は編まれています。

言葉の海を編む過程で、馬締とその仲間たちが辞書編集の世界に没頭する姿をユーモアとペーソスを交えて語る三浦しをんさんは、さすが直木賞作家です。

ラスト数ページは目がうるうるしてしまいました。

”言葉”に興味がある方には、是非読んでもらいたい一冊です。

内容紹介 「玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。」

タグ：舟を編む 三浦しをん 辞書 言葉

コメント 13

何か難しそうで、なかなか手に取らない感じですが、HOTCOOLさんのお勧めなら、安心して読んでみようかしら？って、思いますね。
言葉って、大きな意味を持ちもすよね！
by mutumin (2012-05-07 05:11) 

カミさん好きそうだ♪
by pn (2012-05-07 06:41) 

mutuminさん

難しくはないですよ。読み始めると没頭するタイプの小説です。
言葉って時に励まし、時に傷つける。一言一言が大切ですね。
by HOTCOOL (2012-05-07 07:51) 

pnさん

今娘が読んでます。
ハニーが興味あるなる転送貸し出しOKよん♪
by HOTCOOL (2012-05-07 07:52) 

これ、気になっていました。
HCさんお薦めなら買ってみよう。
by 親知らず (2012-05-07 07:59) 

今日、pnさん経由で車麩頂きました。ありがとうございます。
まほさんにも明後日渡しますね。
pnさんの所で気になっていたので嬉しいです。
お気遣い感謝致します。御馳走様です。
by 親知らず (2012-05-07 13:49) 

親知らずさん

この本はお勧めです。”言葉”が中心の本ですが、それにかかわる方々の人間模様もう素敵に描いていて心温まるストーリーでした。

車麩は定番の卵とじがいいと思いますが、いろんなアレンジもできると思いますので活用してください♪
by HOTCOOL (2012-05-07 17:26) 

おもしろそうです～(^^♪
図書館のＨＰ見たら、予約数がすごいことになってました！
１７４５人待ち・・・^^;
by s_29 (2012-05-07 22:07) 

面白そうですね。
日本語は好きですが、最近読書の機会が無くて。。。
でも、読んでみたいです。
くるま麩、ありがとうございます。
水曜日が楽しみです♪
by まほ (2012-05-08 02:46) 

s_29さん

本屋さんが選ぶ2011年の本屋大賞を受賞しましたからね。人気だと思います。
三浦しをんさんの作品は面白そうなので、他の作品も読んでみたくなりました。
by HOTCOOL (2012-05-08 04:51) 

まほさん

面白かったです！
面白い本に出会うと嬉しくなってしまいますね。機会があれば是非^-^
車麩のレシピはpnさんの過去記事から検索してね（笑）
by HOTCOOL (2012-05-08 05:01) 

これは読みたい本ですね！
探してみよっと＾＾
by guran (2012-05-08 07:18) 

ｇｕｒａｎさん

今どこの書店でも一番目立つところに置かれてますよ＾＾
by HOTCOOL (2012-05-08 08:21)