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【読書日記19/23’】ブラックサマーの殺人@N.W.クレイヴン [読書日記]

N.W.クレイヴン著「ブラックサマーの殺人」を読了。
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英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー受賞作「ストーンサークルの殺人」に続く、ワシントン・ポー・シリーズの2作目。
トリック的にはちょっと無理のある感じでしたが、話の構成とかもって行き方は本作のほうが良い感じがしました。結構、ハードボイルドな面もあったしね。2作目で少しコツをつかんだ感じで、読み手もそれを感じながらページをめくる手が止まりませんでしたね。
また、主人公の刑事ポーと相棒の分析官ブラッドショーとの関係性も1作目より密になった感じがして、このコンビワークのこれからも読んでいきたいな。
しかし、本作で刑事ポーが「シェフにはサイコ野郎が多い」(英国において)というセリフがあるけど、これはホントなのかしらんと、思ってしまいましたわ^^;

内容:かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた――カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。 彼は娘のエリザベスを殺した罪に問われたのだ。だが六年後のいま、その娘が生きて姿を現した! キートンは無実なのか? あらゆる証拠が冤罪を示し、窮地に立たされたポーを助けるべく、分析官のブラッドショーが立ち上がる。強烈な展開が読者を驚倒させる、英国ミステリ・シリーズの第二作。
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