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【読書日記18/23’】日本共産党 ―「革命」を夢見た100年 ―@中北浩爾 [読書日記]

中北浩爾著「日本共産党 ―「革命」を夢見た100年 ―」を読了。
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はじめに断っておきますが、私は共産主義でも日本共産党支持者でもありません。
ただ、昨年2022年で結党100年を迎えた日本で自民党より古い歴史を持っている政党にも関わらず、一度も政権についたことがない、かつ、最近は選挙で負け続けているのに党首がまったく責任をとらない、責任論が浮上しないこの党に興味があったのです。
また、ラジオで著者の中北浩爾氏が本著、日本共産党ついて語っていたのが面白くて手にとりました。
難しかったけど、日本共産党の100年の党内・党外の”抗争”などが丁寧に書かれていて、読みがいがありましたね。
この本と対になる「自民党―「一強」の実像」って本もお書きになっているので、これも読んでみたいですね。

内容:戦前から高度成長期にかけて多くの若者や知識人を惹きつけ、巨大な政治的磁場を作った日本共産党。東欧革命・ソ連崩壊などで深刻な打撃を受けたが、しぶとく生き残り、近年、野党共闘による政権交代を目標に据える。政権を担える事実上の社会民主主義政党になったのか、今なお暴力革命を狙っているのか。本書は、一貫して「革命」を目指しつつも大きく変化した百年の歴史を追い、国際比較と現状分析を交え同党の全貌を描く。
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