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【読書日記16/23’】22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる@成田悠輔 [読書日記]

成田悠輔著「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる」を読了。
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著者の経歴・・・
夜はアメリカでイェール大学助教授、昼は日本で半熟仮想株式会社代表。専門は、データ・アルゴリズム・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。
ウェブビジネスから教育・医療政策まで幅広い社会課題解決に取り組み、企業や自治体と共同研究・事業を行う。混沌とした表現スタイルを求めて、報道・討論・バラエティ・お笑いなど多様なテレビ・YouTube番組の企画や出演にも関わる。東京大学卒業(最優等卒業論文に与えられる大内兵衛賞受賞)、マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。一橋大学客員准教授、スタンフォード大学客員助教授、東京大学招聘研究員、独立行政法人経済産業研究所客員研究員 などを兼歴任。内閣総理大臣賞・オープンイノベーション大賞・MITテクノロジーレビューInnovators under 35 Japan・KDDI Foundation Award貢献賞など受賞。
まー所謂”天才”ってやつですなー
本作も「うーん、なるほど」って感心する箇所もありましたが、現実的に日本の政治が変わるのは、若者が選挙に行って投票率が上がり、政権与党に代わる野党が出てこないと駄目だろうな。
ただ、代わった政権もちゃんと国民がジャッジできるシステムを作らなくては、と感じました。
ちなみに著者は「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」と発言し大炎上しています。
人の生き死について軽々しく論じるのはNGだけど、これから向かう、いや向かっている高齢化社会において”老害”ってのは、ある意味社会問題になるのは間違いないでしょうね。

内容:断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。 これは冷笑ではない。もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか? 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命であるーー。 22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。
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