SSブログ

【読書日記13/23’】優等生は探偵には向かない@ホリー・ジャクソン [読書日記]

ホリー・ジャクソン著「優等生は探偵には向かない」を読了。
51EmM9gCSJL._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_.jpg
著者のデビュー作「自由研究には向かない殺人」に続く、イギリスの小さな町リトル・キルトンのグラマースクール最上級生のピップ(ピッパ)が探偵役となるシリーズ第二作。
なぜか、冒頭で前作の事件概要が語られていて、この作品から手にとった方は前作の犯人が分かってしまう構成になっています。
本作も今を生きる若者らしく、SNSを屈指して、行方不明になった友人の兄を探していきます。当然そこには、事件も絡むんだけどね。自分も必要最低限SNSをやっていますが、色々勉強にもなる内容でした。
ただ、前作よりも面白さ緊迫感は減ったかな。
三部作のようなので、シリーズ最後の作品をどうまとめ上げるか期待したいですね。

内容:友人の兄ジェイミーが失踪し、高校生のピップは調査を依頼される。警察は事件性がないとして取り合ってくれず、ピップは仕方なく関係者にインタビューをはじめる。SNSのメッセージや写真などを追っていくことで明らかになっていく、失踪当日のジェイミーの行動。ピップの類い稀な推理で、単純に思えた事件の恐るべき真相が明らかに……。『自由研究には向かない殺人』待望の続編。この衝撃の結末を、どうか見逃さないでください!
nice!(19)  コメント(8) 
共通テーマ: