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【麺喰い日記】ラーメン二郎 三田本店@三田 [ラーメン・つけ麺]

東京には、ラーメンの神と言われる御方が二人います。

ひとりは、東池袋大勝軒の総帥・山岸一雄さん。山岸さんは、既に引退して自分が育てた弟子を見守る立場にいますが、僕は数十年前に山岸さんが作る”もりそば”を食べたことがあります。

そして、もうひとりは「ラーメン二郎」の創業者・山田拓美さん。1968年(昭和43年)に目黒区の都立大近くに山田拓美が創業し、1970年代に港区三田へ移転後から、現行の店名表記となったそうです。

山田氏が作るラーメン、それは、

「二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物也。」という格言まで作り出させました。

僕は、これまで二郎の2支店(環七一之江、亀戸)とインスパイア店数軒に訪れたことはありますが、本店を伺う機会がなかなかありませんでした。

しかし、今回人間ドックの二日目が早く終わったので、その足で聖地・三田に直行しました。

到着は朝9時40分。店内は既に満席。外待ち3人。胸躍らせながら列の4番目に並びます。ふと、後ろを見るとワラワラと人が列に並んでいきます。

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10分程待って券売機前に。年季が入っている券売機です。

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ここは、無難に「ラーメン小」を選択。

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店内も券売機同様年季が入っています。

目の前では山田さん(以下、オヤジさん)が弟子二人を従えて、黙々と作業しています。オヤジさんが作るラーメンを想像するだけで、感激でお腹がいっぱいになってきます。

そして、お弟子さんからコールが。

「ニンニク入れますか?」

当然、

「お願いします!」

コール後、オヤジさんの一杯「ラーメン小+ニンニク入り」が配膳。

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しかし、ここでちょっとした問題発生。

当日の朝8時30分から、バリウムを使った胃の検査。オヤジさんの一杯が到着したとたん、強烈なスープの臭いが鼻腔を通じ胃を攻撃。胃に残存するバリウムがせり上がってくる感触が・・・

一口二口と食べてはみますが、「こりゃアカンかも」と弱気の虫も沸いてきます。

ここで、意を決し盛り付けられた野菜、麺をひっかき回し、二郎専用醤油「カネシ醤油」をうまくなじませます。

するとどうでしょう!バリウムに刺激された胃袋と、二郎のスープがうまくマッチしガツガツ食べることができました!

化学の力が多分に入ったスープは完飲することは出来ませんでしたが、その他は完食!

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無事、聖地デビューを果たし、僕も”ジロリアン”の仲間入り。

ニンニクとバリウムのゲップを吐きながら帰路につきましたが、また、食べたいという欲求が湧き上がってくる「ラーメン二郎」はやはり凄いですね。
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