お袋さんよ [雑記ブログ]
1月30日午後、金沢に住むお袋から僕の携帯に「明日(31日)急遽、入院することになった。」と連絡がありました。
昨年末からちょっと体調が悪かったので、近所のかかりつけの病院に行き、血液検査をしたところ肝機能の数値が高く、総合病院で精密検査を勧められていました。
10日程前、CTスキャン等の精密検査を受け、結果を8日に聞く予定でしたが、30日の大便が灰色がかっていたので不安になり再度診てもらったところ、即入院を告げられたそうです。
4年前に父親が他界して金沢の実家で一人暮らしのお袋。電話では気丈に振舞っていましたが、長男としては心配なので「明日朝一の飛行機で行くわ。主治医の先生と話を一緒に聞けるようにしといて。」と伝えました。
当日(31日)、羽田空港でチェックインし搭乗口に行ったところ「小松空港、雪のため着陸できない場合、羽田空港に引き返す場合があります。」とテロップが。
出発は時刻どおりでしたが、小松空港上空で一度着陸態勢に入ったところ雪雲が発生し、機体は再度上昇。機長から「レーダーで雪雲の隙間を狙い着陸を試みます。その間、上空を旋回します。燃料は十分積んでいますのでご安心ください。」とアナウンスが。
約10分後、再度着陸態勢に入り雪景色の小松空港に無事着陸。
空港から連絡バスに乗り、市内の実家へ。10時ちょっと過ぎに到着。
お袋が貴重品のありかや自身の生命保険の説明をしようとするのを「縁起でもない。すぐ帰ってこれるから。」とさえぎって、病院に向かいました。
入院手続きを行い、病棟の担当ナースが迎えにくるというので待機。最近では、ナースも担当制なんですね。
病棟に移り、担当ナースからフロアのどこになにがあるか、そして注意事項の説明をうけ病室へ。病室は四人部屋。持ってきた荷物を片付けます。
驚いたのは、テレビは当然としてDVDプレーヤーも常備していること。すぺてが、プリペードカード式で”3,000円分のプリペードカードを購入すると約1,000円分お得”なんていうPRもしています(笑)
主治医からの説明は13時からはじまりました。主治医曰く、
「今回の肝機能障害は肝臓で生成された胆汁が、胆管の閉塞のため十二指腸にうまく排出されないためです。これによって、閉塞性黄疸の症状もでています。で、問題は胆管を閉塞している原因です。造影剤を使ったCT検査を先日行いましたが、胆管の出口あたりに小さな腫瘍がみつかりました。」
ここで、お袋と僕は顔を見合わせました。その様子を見て主治医は、
「腫瘍と聞くと皆さん一様に暗い顔になりますが、仮に悪性・・・いわゆる癌だとしても初期の初期で、手術すれば大丈夫ですよ。けど、今はとにかく胆汁を排出する処置を施しましょう。そして、胆汁の生体検査に回して腫瘍の内容を調べましょう。確定診断はそれからです。」
主治医は40歳前後の若くてちょいイケメン。説明も非常にテキパキしていて判りやすく、こちらからの質問にも丁寧に答えてくれました。
話していて、この先生なら任せてもいいと思ったし、お袋も同じ感想をもったようです。
今の病院は患者側に診断結果や今後の治療方針をオープンにするのですね。以前だと本人にはホントのことは告げずに近親者に実際の話を告げたような気がしますが。
個人的には今回のようにオープンのほうがいいかな。
15時から、内視鏡を使い細い管を挿入し食道を経由して、鼻から胆汁を排出する処置。約1時間30分かかって病室に戻ったお袋は、麻酔のせいもあってか意識は朦朧としていました。
今まで、手術も大病もしたことのないお袋。はじめのうちは落ち込んでいましたが、今は前向きに意識を切り替えてます。我々もサポートをしっかりしていきたいと思っています。
昨年末からちょっと体調が悪かったので、近所のかかりつけの病院に行き、血液検査をしたところ肝機能の数値が高く、総合病院で精密検査を勧められていました。
10日程前、CTスキャン等の精密検査を受け、結果を8日に聞く予定でしたが、30日の大便が灰色がかっていたので不安になり再度診てもらったところ、即入院を告げられたそうです。
4年前に父親が他界して金沢の実家で一人暮らしのお袋。電話では気丈に振舞っていましたが、長男としては心配なので「明日朝一の飛行機で行くわ。主治医の先生と話を一緒に聞けるようにしといて。」と伝えました。
当日(31日)、羽田空港でチェックインし搭乗口に行ったところ「小松空港、雪のため着陸できない場合、羽田空港に引き返す場合があります。」とテロップが。
出発は時刻どおりでしたが、小松空港上空で一度着陸態勢に入ったところ雪雲が発生し、機体は再度上昇。機長から「レーダーで雪雲の隙間を狙い着陸を試みます。その間、上空を旋回します。燃料は十分積んでいますのでご安心ください。」とアナウンスが。
約10分後、再度着陸態勢に入り雪景色の小松空港に無事着陸。
空港から連絡バスに乗り、市内の実家へ。10時ちょっと過ぎに到着。
お袋が貴重品のありかや自身の生命保険の説明をしようとするのを「縁起でもない。すぐ帰ってこれるから。」とさえぎって、病院に向かいました。
入院手続きを行い、病棟の担当ナースが迎えにくるというので待機。最近では、ナースも担当制なんですね。
病棟に移り、担当ナースからフロアのどこになにがあるか、そして注意事項の説明をうけ病室へ。病室は四人部屋。持ってきた荷物を片付けます。
驚いたのは、テレビは当然としてDVDプレーヤーも常備していること。すぺてが、プリペードカード式で”3,000円分のプリペードカードを購入すると約1,000円分お得”なんていうPRもしています(笑)
主治医からの説明は13時からはじまりました。主治医曰く、
「今回の肝機能障害は肝臓で生成された胆汁が、胆管の閉塞のため十二指腸にうまく排出されないためです。これによって、閉塞性黄疸の症状もでています。で、問題は胆管を閉塞している原因です。造影剤を使ったCT検査を先日行いましたが、胆管の出口あたりに小さな腫瘍がみつかりました。」
ここで、お袋と僕は顔を見合わせました。その様子を見て主治医は、
「腫瘍と聞くと皆さん一様に暗い顔になりますが、仮に悪性・・・いわゆる癌だとしても初期の初期で、手術すれば大丈夫ですよ。けど、今はとにかく胆汁を排出する処置を施しましょう。そして、胆汁の生体検査に回して腫瘍の内容を調べましょう。確定診断はそれからです。」
主治医は40歳前後の若くてちょいイケメン。説明も非常にテキパキしていて判りやすく、こちらからの質問にも丁寧に答えてくれました。
話していて、この先生なら任せてもいいと思ったし、お袋も同じ感想をもったようです。
今の病院は患者側に診断結果や今後の治療方針をオープンにするのですね。以前だと本人にはホントのことは告げずに近親者に実際の話を告げたような気がしますが。
個人的には今回のようにオープンのほうがいいかな。
15時から、内視鏡を使い細い管を挿入し食道を経由して、鼻から胆汁を排出する処置。約1時間30分かかって病室に戻ったお袋は、麻酔のせいもあってか意識は朦朧としていました。
今まで、手術も大病もしたことのないお袋。はじめのうちは落ち込んでいましたが、今は前向きに意識を切り替えてます。我々もサポートをしっかりしていきたいと思っています。
お母上無事にご快癒されることを祈ります
私の父親はこれまで3回(4回だったかな???)腫瘍を
宣告されてその都度私と母親が父と一緒に医師の説明を
聞きましたが毎度「包み隠さず本人の前で全部説明してくれ」と
リクエストするので医師に驚かれたことがあります(^w^)
by rtfk (2012-02-03 06:15)
良かったですよ大事無くて。この時期、遠いとちょいと心配ですね。
朝だとつながりやすいって事はやっぱ・・・
by pn (2012-02-03 06:36)
rtfkさん
ありがとうございます。
僕もオープンに話してくれたほうがいいと思います。それで、先手がうてる場合もありますからね。
by HOTCOOL (2012-02-03 07:41)
pnさん
そうなんですよ。遠いのが悩みのタネです。新幹線が開通すると東京~金沢2時間半らしいんで開通が待ち遠しいです。
朝がつながりやすいということは・・・そういうことですかね、やっぱ・・・
by HOTCOOL (2012-02-03 07:43)
私も大事でなくて良かったなぁと思いました。
私もよくも悪くもちゃんと話してくれた方が、いらぬ詮索をして悩まなくていいので、その方が良いと思っています。
これから、遠いけど、気持の上でしっかりサポートしてやってね!
by mutumin (2012-02-03 08:37)
発見が早くてよかったですね。
私の父のときは、父には言わず母が先生から聞き私に教えてくれたのを思い出しました。
本人がどう受け取るかでしょうが、私は教えてもらったほうがいいですね。
生きる目標が出来ますから。
by 楽しく生きよう (2012-02-03 10:03)
mutuminさん
隠されると気持ちがネガティブになりますよね。
しっかり、サポートしていきます!
by HOTCOOL (2012-02-03 19:04)
楽しく生きようさん
そうですか。ひとり聞かされたお母様もプレッシャーかかりますよね。
”生きる目標”いい言葉ですね。ありがとうございます!
by HOTCOOL (2012-02-03 19:10)
機会も人間の部品も長く使えば故障します。
そこを修理して、益々長生き出来ると思えば良いんですよ!
by ルシファー (2012-02-03 19:51)
治る見込みがあるから、ハッキリと言われるのです。
大病した事のないお母様でも、出産を経験した女性に怖いものは無し。
大丈夫!イケメン主治医にお任せしましょう。
休み無く働いてきたお母様も、良い休息になると思えば良いのでは?
by 親知らず (2012-02-03 23:49)
義母のケースと似ています。
胆管がふさがって胆汁が出ず、肝機能障害が出たおかげ(!)で、
膵臓ガンが見つかりました。
そうでなければ、膵臓は「沈黙の臓器」悪性腫瘍が見つかったときには、
手遅れということも多いのです。
おかげで、義母は80過ぎてから手術して86歳の今でも元気です。
うちの場合も、全部オープンに説明してくれましたので、
本人も治ると確信して手術を決意したワケです。
お母さまも、腫瘍が発見出来て良かったし、
手術もその後もきっと大丈夫ですよ♪
by まほ (2012-02-04 02:42)
ルシファーさん
お袋としては、はじめての大病で不安もいっぱいでしょうが、しっかりケアしてもらいたいと思います。
by HOTCOOL (2012-02-04 06:10)
親知らずさん
力強いお言葉ありがとうございます。
神様が与えてくれた休息だと思って、お袋にはゆっくり休んでもらいます。
by HOTCOOL (2012-02-04 06:15)
まほさん
まほさんの義母さまと同じケースですね。
とりあえず、今は胆汁を出すことに専念して肝臓の数値を改善します。次のステップはどうなるかわかりませんが、サポートして行きたいと思ってます。
by HOTCOOL (2012-02-04 06:22)
お母様も早期発見でよかったですね。
早く全快されることを祈ってます。
by guran (2012-02-04 09:49)
guranさん
ありがとうございます。
前向きに頑張ってもらいます。
by HOTCOOL (2012-02-04 16:10)