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【読書日記[26]】最も遠い銀河@白川道 [読書日記]

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白川道著「最も遠い銀河」を読了。

作者 白河道はギャンブラーだ。彼の半生を描いた「流星たちの宴」では株を、「病葉流れて」では競輪・麻雀を描き、読者をグイグイと本の世界に引き込んできました。
その2作以来久しぶりに読んだ本作「最も遠い銀河」。
正直、リアリティが全くない話で”偶然”の出会いや再会が多すぎますが、何故かグイグイ読ませる魅力と不思議さを持っている作品です。
2時間ドラマで見てみたいな、っと思ったらテレビ朝日で今年の始め映像化していた^^;
けど、いまいち配役がイメージとは違っています。ここは、本だけでいいかな。

あらすじ:晩秋の小樽の海で、一隻の漁船の網が女性の変死体を引き揚げた。その死体の首には、なぜか銀製のテッポウユリのペンダントが残っていた。懸命の捜査も虚しく、事件は迷宮入り状態と化した―。一方、東京の地で、新進気鋭の建築家として名を馳せている桐生晴之。誰もが振り向くほどの容貌、権力に媚を売らない孤高の姿、友への熱い友情。周囲から一目も二目も置かれる晴之だが、その過去はベールに包まれていた。そして、彼の首にテッポウユリのペンダントが吊るされていることを誰も知らない。人知れぬ哀しい純愛とたぎる怒りを抱え、建築家としての成功を目指す晴之。彼と小樽の死体遺棄事件との間には、一体なにがあったのだろうか。
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コメント 8

mutumin

あらすじを読むと、確かにぐいぐい・・・
読みたくなりますね!
by mutumin (2013-11-26 06:08) 

pn

↑俺も(笑)
やっぱり映像化は難しい(^_^;)
by pn (2013-11-26 06:35) 

親知らず

結末が気になる~。
by 親知らず (2013-11-26 07:44) 

パウロ

オレもギャンブラー修行中です だから
来年は新企画のブログ『JRAから最も遠い国』を始めます
by パウロ (2013-11-26 09:27) 

HOTCOOL

mutuminさん

出来すぎた話と思っていても、話と構成が良いので一気に読ませてしまいます。さすがの作者です^^
by HOTCOOL (2013-11-26 18:02) 

HOTCOOL

pnさん

2時間サスペンス2部作でいけると思いますが、配役と脚本次第でしょうね。テレ朝は主人公が伊藤英明、ヒロインが蒼井優でなんかイメージが違いました・・・
by HOTCOOL (2013-11-26 18:04) 

HOTCOOL

親知らずさん

ハッピーエンドではない事は確かです・・・
by HOTCOOL (2013-11-26 18:05) 

HOTCOOL

パウロさん

『アタリ馬券からもっとも遠い爺』かも(笑)
by HOTCOOL (2013-11-26 18:09) 

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