【読書日記13/15’】ピルグリム＠テリー・ヘイズ [読書日記]
テリー・ヘイズ著「ピルグリム」全３巻を読了。
最近の海外ミステリー作家は”映像化””映画化”を意識した作品作りをしていますが、この作品が処女作と言えど、著者のテリー･ヘイズは「マッドマックス２」「フロム・ヘル」等の脚本を担当した方。読みながら、映画だったらこういうシーンかな、という想像力を掻き立てられる作品となっています。
なにやら、すでにどこかの製作会社が映画化の権利を獲得したという話もあるそうです。
物語は世界をまたにかける諜報員（ピルグリム）と新世代のテロリスト（サラセン）の戦いを描いています。
綿密に練り上げられたプロット、文体も歯切れ良く、ストーリー展開のテンポがよく、各章が短いため読みやすい作品です。
プロットの運びは巧みで、冗長さはまったく感じない出来栄えですね。
この作品は三部作の一作目ということ。諜報員ピルグリムの次の活躍が早く読みたいです。
［1.名前のない男たち］アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。この機関に採用された私は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。あの9月11日までは…引退していた男を闇の世界へと引き戻したのは“サラセン”と呼ばれるたった一人のテロリストだった。彼が単独で立案したテロ計画が動きはじめた時、アメリカは名前のない男にすべてを託す!
［2.ダーク・ウィンター］〈サラセン〉の存在とそのテロ計画は、アメリカ政府の知るところとなった。暗号名〈ピルグリム〉を与えられた伝説の男は、追跡を開始する。敵の目標は? その手段は? 手がかりはアフガニスタンでの電話傍受記録のみ。通話先のトルコへ飛んだ〈ピルグリム〉は、そこで謎めいた殺人事件に遭遇するが……一方〈サラセン〉のテロ計画は決行へ向けて着々と進んでいた。はたして〈ピルグリム〉の追跡は実を結ぶのか?
［3.遠くの敵］〈サラセン〉のテロ計画は、ついにその準備を終え、実行の日が迫っていた。かすかな手がかりをつかんだ〈ピルグリム〉は、最後の望みをかけて〈サラセン〉の過去を追う。まったく姿の見えなかった敵の姿がおぼろに浮かびかけ、衝撃が〈ピルグリム〉を襲う。だが、計画決行までの時間は残り少ない。意を決した〈ピルグリム〉はついに危険極まりない賭けに出るが……雄大なスケールで驚異のマンハントを描く超大作、完結!
最近の海外ミステリー作家は”映像化””映画化”を意識した作品作りをしていますが、この作品が処女作と言えど、著者のテリー･ヘイズは「マッドマックス２」「フロム・ヘル」等の脚本を担当した方。読みながら、映画だったらこういうシーンかな、という想像力を掻き立てられる作品となっています。
なにやら、すでにどこかの製作会社が映画化の権利を獲得したという話もあるそうです。
物語は世界をまたにかける諜報員（ピルグリム）と新世代のテロリスト（サラセン）の戦いを描いています。
綿密に練り上げられたプロット、文体も歯切れ良く、ストーリー展開のテンポがよく、各章が短いため読みやすい作品です。
プロットの運びは巧みで、冗長さはまったく感じない出来栄えですね。
この作品は三部作の一作目ということ。諜報員ピルグリムの次の活躍が早く読みたいです。
［1.名前のない男たち］アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。この機関に採用された私は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。あの9月11日までは…引退していた男を闇の世界へと引き戻したのは“サラセン”と呼ばれるたった一人のテロリストだった。彼が単独で立案したテロ計画が動きはじめた時、アメリカは名前のない男にすべてを託す!
［2.ダーク・ウィンター］〈サラセン〉の存在とそのテロ計画は、アメリカ政府の知るところとなった。暗号名〈ピルグリム〉を与えられた伝説の男は、追跡を開始する。敵の目標は? その手段は? 手がかりはアフガニスタンでの電話傍受記録のみ。通話先のトルコへ飛んだ〈ピルグリム〉は、そこで謎めいた殺人事件に遭遇するが……一方〈サラセン〉のテロ計画は決行へ向けて着々と進んでいた。はたして〈ピルグリム〉の追跡は実を結ぶのか?
［3.遠くの敵］〈サラセン〉のテロ計画は、ついにその準備を終え、実行の日が迫っていた。かすかな手がかりをつかんだ〈ピルグリム〉は、最後の望みをかけて〈サラセン〉の過去を追う。まったく姿の見えなかった敵の姿がおぼろに浮かびかけ、衝撃が〈ピルグリム〉を襲う。だが、計画決行までの時間は残り少ない。意を決した〈ピルグリム〉はついに危険極まりない賭けに出るが……雄大なスケールで驚異のマンハントを描く超大作、完結!
マッドマックス２の脚本家ってトコが良いですねー、アクション期待しちゃいますねー(≧▽≦)
by pn (2015-08-27 06:35)
9月11日以降どうなったのかが気になります。
by 親知らず (2015-08-27 07:28)
昔の北方ワールドみたい！
by たくや (2015-08-27 09:28)
pnさん
ジョージ･ミラーの信頼も厚かったようですよ。
by HOTCOOL (2015-08-27 18:14)
親知らずさん
サラセンが新しいテロの形を作り出します。それを、ピグリムが追うという手に汗握る展開が面白かった。
by HOTCOOL (2015-08-27 18:15)
たくやさん
北方さんも面白いですよね！
by HOTCOOL (2015-08-27 18:16)
ピルグリムでクラプトンの曲を連想しちゃいました（汗）
by 獏 (2015-08-27 18:47)
獏さん
さすが！
by HOTCOOL (2015-08-28 03:47)
電子ブックで買えた 850円紙と同じ金額？
by paulo (2015-08-28 06:08)
表紙もミステリアスに仕上げてありますねぇ～
by mutumin (2015-08-28 06:15)
pauloさん
一冊900円ちょっとですね。
僕は図書館で借りたのでタダでした（笑）
by HOTCOOL (2015-08-29 05:05)
mutuminさん
たしかに！
by HOTCOOL (2015-08-29 05:06)
小説をたくさん読んでいた時期も読まなかった、苦手な分野です。。。
by まほ (2015-08-30 02:45)
まほさん
純文学好きなのね。
by HOTCOOL (2015-08-30 04:26)