【読書日記18/20’】たかが殺人じゃないか（昭和24年の推理小説）＠辻真先

辻真先著「たかが殺人じゃないか（昭和24年の推理小説）」を読了。

2020年、最後に読んだ本です。
この作品は「このミステリーがすごい！2021年版」「週刊文春 2020ミステリーベスト10 」「ハヤカワ・ミステリマガジン ミステリが読みたい！」の国内編部門で１位に輝き三冠達成しています。
著者の辻真先氏は1932年生まれ。NHK勤務後、「鉄腕アトム」「サザエさん」など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍したキャリアの持ち主。御歳88歳での「このミス」他１位には脅かされます。まさに、日本ミステリー界のレジェントですね。
けど、ケチをつけるわけではありませんが、この作品はイマイチ馴染めませんでした。正直なところ、これが「このミス」一位でいいのか、という感じです。
昭和24年という時代背景と設定が馴染めなかったのかなー
それと、2,420円とい価格設定もいかがなものか。ちょっと高すぎますね。

内容：昭和二四年、ミステリ作家を目指しているカツ丼こと風早勝利は、名古屋市内の新制高校三年生になった。旧制中学卒業後の、たった一年だけの男女共学の高校生活。そんな中、顧問の勧めで勝利たち推理小説研究会は、映画研究会と合同で一泊旅行を計画する。顧問と男女生徒五名で湯谷温泉へ、修学旅行代わりの小旅行だった―。そこで巻き込まれた密室殺人事件。さらに夏休み最終日の夜、キティ台風が襲来する中で起きた廃墟での首切り殺人事件!二つの不可解な事件に遭遇した勝利たちは果たして…。著者自らが経験した戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく描き出す。

タグ：辻真先 このミステリーがすごい！2021年版 たかが殺人じゃないか（昭和24年の推理小説）

コメント 12

馴染めないのはたかが殺人じゃないかってタイトルを拒絶してるのかなー？
by pn (2021-01-28 06:10) 

確かに内容と値段との釣り合いって、有りますよね。
by mutumin (2021-01-28 07:01) 

お気に入りの本なら値段も気にならないかもね。
先月Queenの豪華本を9000円で買いました。(笑)
by 親知らず (2021-01-28 07:56) 

↑ に較べれば釣り合っていますよ！
by paulo (2021-01-28 09:41) 

小説を読まなくなりました。
買う本は、コミック本か、ITの本ばかり。
by とし＠黒猫 (2021-01-28 10:13) 

pnさん

タイトルはインパクトがありますね。確かに馴染めないタイトルではあります。
by HOTCOOL (2021-01-28 17:09) 

mutuminさん

一応ハードカバーの本なので1,600円くらいが妥当かと思います。
by HOTCOOL (2021-01-28 17:09) 

親知らずさん

ファンなら9,000円も安いかも＾＾
by HOTCOOL (2021-01-28 17:10) 

pauloさん

比較になりません・・・
by HOTCOOL (2021-01-28 17:10) 

とし＠黒猫さん

ITの本を読んで勉強したいなー
by HOTCOOL (2021-01-28 17:12) 

もともと、文庫本しか買わないうえに、
最近、本そのものを読まなくなってしまったので、
単行本の価格設定にピンときませんが、普通1,600円程度？
なら、高いですねぇ。。。
辻真先はいくつか読みましたが、
奇抜な設定のミステリーが多く、そこから馴染めませんでした(笑)
by まほ (2021-01-31 01:16) 

まほさん

そうなんだ。
僕は数十年ぶりに読んだけど馴染めませんでした（笑）
by HOTCOOL (2021-01-31 05:53)