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『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』☆そういう僕も20世紀少年だった [映画鑑賞]

映画を観ながらまず感じたことは「自分も20世紀少年だったなぁ」ってことです。

薄汚れたランニングシャツに半ズボン。そして、全然秘密でもなんでもない秘密基地。近くの神社での仲間たちとの戯れ。昭和の良き時代でした。
さすがに、四六時中お面をかぶってた奴はいませんでしたが。

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割と厳しい批評ばかり事前に聞いてたせいか、自分的には逆にすんなりと受け入れられた作品でした。

確かに”最終章”ってこともあり、無理無理ストーリーを押し込んだところもあったけど(それでも2時間45分の超大作)、監督さん俳優さんスタッフさんの意気込みは何となく感じられました。

ただ、原作と違う設定というのはどうかな?原作を大事にしているファンを裏切っているというか。

けど、自分の場合、原作で誰が”友達”だったか忘れてしまってたので、そこはあまり気にならなりませんでした(笑)

三部作すべて映画館で観ましたが、この映画の良さは何と言ってもキャスティングでしょう。カンナ役の平愛梨ちゃんなんてそっくりでハマリ役だったし(彼女には大きく伸びてもらいたい)、逆に一番似てないのは主人公のケンヂだったりするのが面白かった。

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ただ出来れば、HAPPYBOXさんのご指摘通りもう一本とって4部作でも良かったな。

あらすじ[バッド(下向き矢印)]
「“ともだち歴3年”の2019年、世界は世界大統領として君臨する“ともだち”に支配され、殺人ウイルスがまん延する東京は壁で分断。都民の行動は完全に制限されていた。そんな中、カンナ(平愛梨)は反政府組織として武装蜂起する一方、“血の大みそか”以降、行方がわからなくなっていたケンヂ(唐沢寿明)が突然現われる。」

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HOTCOOL

saimonさん。
nice!ポチありがとうございます。
by HOTCOOL (2009-09-23 15:30) 

HAPPYBOX

こんばんは。
最終章観て来たんですね。
これはこれで面白いんですけど、やっぱり原作ファンには納得いかない個所が多数ありますよね(^O^)
私が一番ひっかかったのは、オッチョ達がヨシツネを疑ったところなんです。
そんな風に原作を変える意味がわかりませんでした。
つじつま合わせってとこなんでしょうけど、やっぱり原作のファンが多い作品は、もっと慎重に映画化した方がいいと思います。
by HAPPYBOX (2009-09-23 22:32) 

HOTCOOL

HAPPYBOXさんへ
確かにヨシツネのところはひっかかりましたね。
原作は”友情”がベースになっているのね。
堤幸彦監督。映画人のプライドでしょうか、無理やり落とし所を変えてやろうと思ちゃったんですかね。

by HOTCOOL (2009-09-24 04:26) 

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