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出張外伝:太皷谷稲成神社 [出張物語]

出張で島根県益田に行った際、少し時間があったので津和野に立ち寄りました。萩・津和野って以前は観光名所でしたが、今はそうでもないみたい。車で移動していたので、通りを歩いた訳ではありませんが、津和野の町並みは小京都って感じで良かったです。
津和野駅から車で5分くらいのところにある、「太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」に寄りました。
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「太皷谷稲成神社」の歴史について、Wikipediaで調べました。
安永2年(1773年)、津和野藩7代藩主亀井矩貞が、藩の領民安寧のために京都の伏見稲荷大社から勧請を受け、三本松城(津和野城)の鬼門に当たる太皷谷の峰に社を創建したのに始まる。以降、歴代藩主の崇敬を受け、廃藩後は庶民も参拝できるようになり、中国地方有数の稲荷神社となった。
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また、「太皷谷稲成神社」は京都「伏見稲荷」茨城「笠間稲荷」宮城「竹駒神社」佐賀「祐徳稲荷」と並び日本五大稲荷と称されているそうです(諸説あり)。
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ちなみに、全国で唯一「いなり」を「稲成」と表記する神社らしいです。これは、願い事が叶うようにとの思いからとされています。 逸話として、元々藩主のみ崇敬を許される城内社でしたが、ある日城の御蔵番が蔵の鍵を紛失した廉にて切腹の沙汰を申し付けられ、禁を犯して七日七晩願掛けに通ったところ、願い叶って蔵の鍵が見つかり助命されたという故事より、“成”の字を用いるようになったと伝わっているそうです。
境内から望む津和野の町並み。津和野川が綺麗です。
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滞在時間は15分程度でしたが、天気も良く気分もリフレッシュできました。
続く・・・
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