【04/シネマ】フローズン・リバー [映画鑑賞]
貧困にあえぐ白人の女と引き離された子供のために必死に金を貯めている先住民の女。
ふたりを繋ぐのは違法ビジネスによって得られる金のみ。
ふたりの女は、車という密室で長時間共に過ごそうとも、アクシデントを一緒に乗り越えようとも、どこまでも平行に伸びた線路のように交わりません。
そして物語は淡々とすぎていきます。
けれど、観ている側はスクリーンくぎ付けにされます。
ハリウッド映画の優雅さはないが、ふたりの女の感情の流れを上手く描いている作品です。。
観終わったあとなんともいえない感慨がわきます。
そして、こう叫びたくなります。
「ミニ・シネマ」万歳!と。
解説
ニューヨーク州とカナダの国境にある川を舞台に、多額の報酬と引き換えに、不法入国者を手助けする白人女性とモホーク族女性の運命を描くドラマ。違法な密輸ビジネスにかかわる女性たちの実話をベースに、本作で長編監督デビューを果たしたコートニー・ハントが子を守る母親たちの姿を力強く映し出す。主演は本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたメリッサ・レオ。タランティーノ監督が激賞したという衝撃の結末に注目。
あらすじ
夫に新居購入費用を持ち逃げされた妻のレイ(メリッサ・レオ)は、支払期日までに金を工面するため、移民をカナダ側で車のトランクに積み、セント・ローレンス川を越えアメリカ側に不法入国させる闇の仕事に手を染める。レイはモホーク族のライラ(ミスティ・アパーム)と手を組み、国境越えを何度も成功させるが……。
こう言う系の映画好きです(^。^)
片田舎の出てくるような映画、ロードムービー、あまり難しくない社会派ドラマ(笑) 眠くならないヒューマンドラマ。。。 サスペンス。
このフローズンリバーはみんな含まれてるような感じですかね(^。^)
by やまべぇ (2010-03-07 13:41)
こんにちは☆
ほんと、ミニシネマ万歳!
がんばれシネマライズ!!って感じですね〜。
by ジジョ (2010-03-07 14:56)
やまべぇさん
コメントありがとうございます。
この映画。登場人物が少ないんです。
その分セリフに重みがあります。カメラワークもいいですね。
こういう系の映画を観ると、巨額製作費=いい映画って訳じゃけっしてないことを気付かせてくれます。
by HOTCOOL (2010-03-07 17:41)
ジジョさん
コメントありがとうございます。
ミニシネマには映画の全てのエッセンスが詰め込まれていると思います。
普段はメジャー作品を観ることが多いですが、これからもミニシネマを注視していきたいと思ってます。
by HOTCOOL (2010-03-07 17:49)