【06/シネマ】シャーロック・ホームズ：アシンメトリー　～左右非対称な日常～：SSブログ

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【06/シネマ】シャーロック・ホームズ　[映画鑑賞] [編集]

映画の予告編を観たかぎりでは、「これが、シャーロック・ホームズ？？？」という印象が非常に強かったので、実際に観に行ってしまいました。

けど、監督がガイ・リッチーということで少し納得。
名探偵の謎解き映画というより、アクション映画って感じですが、観ているうちにストーリーに引き込まれ、「んー、こんなシャーロック・ホームズもありかな」と思わせるところは、さすがガイ・リッチーってとこでしょうか。

その第一の要因は、シャーロック・ホームズを演ずるロバート・ダウニー・Jrでしょう。
なんか途中で「アイアンマン」とかぶってしまうくらい、格闘するわバンバン拳銃撃ちまくるわで、既存のホームズのイメージを映画的に覆してくれた。

第二の要因は、ワトソン役のジュード・ロウ。小説のワトソンさんは、ホームズから一歩ひいた感じの優秀な助手といったところですが、ジュード・ロウ演じるところのワトソンさんは、やんちゃ坊主のホームズをたしなめる兄貴分的なキャラに変身。
これが妙にハマッていて、舘ひろしと柴田恭平の「あぶない刑事」観てるようだった。

産業革命真っ只中のロンドンの風景、風情もうまく醸し出していて、雰囲気のある映画でした。

ただ、英国的ユーモアが若干欠けていたと思うので、結末から続編の期待感を持たしている関係から、次回作には英国的ユーモアもふんだんに取り入れてもらいたい。