【読書日記6/24’】頰に哀しみを刻め@S・A コスビー [読書日記]
S・A コスビー著「頰に哀しみを刻め」を読了。
「このミステリーがすごい! 2024年版」海外編第1位に輝いた作品。
新時代のハードボイルド・クライムサスペンスって感じでした。
また、人種やLGBTQなど現代の社会のことも組み入れ、重厚な内容に昇華させていましたね。
ただ、若干後半のご都合的なところは残念でしたが、著者のS・A コスビーは2020年代のクライムサスペンスけん引する作家であることは間違いなく、著者の他の作品も読んでみたくなりました。
内容:殺人罪で服役した黒人のアイク。出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆき。
「このミステリーがすごい! 2024年版」海外編第1位に輝いた作品。
新時代のハードボイルド・クライムサスペンスって感じでした。
また、人種やLGBTQなど現代の社会のことも組み入れ、重厚な内容に昇華させていましたね。
ただ、若干後半のご都合的なところは残念でしたが、著者のS・A コスビーは2020年代のクライムサスペンスけん引する作家であることは間違いなく、著者の他の作品も読んでみたくなりました。
内容:殺人罪で服役した黒人のアイク。出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆき。