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【読書日記27/22’】自由研究には向かない殺人@ホリー・ジャクソン [読書日記]

ホリー・ジャクソン著「自由研究には向かない殺人」を読了。
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なにか凄く新しい感覚のミステリー作家が誕生したなってのが第一の感想。
本作は、女子高生ピップが自分の住む町で数年前に起きた未解決事件を、「自由研究」の名目で関係者へのインタビューやSNSを駆使しつつ捜査し真相に迫っていく、といった物語。
今の時代のツールを駆使して情報を収集する様は21世紀のミステリーって感じすね。
ちなみに、この作品が面白いと広がったのもtwitterはじめSNSだったらしい。まーウラでは出版社が絡んでいるんだろうけどね(笑)
ただ、ミステリーとしては正統派だし読後感も良かったですわ。
情報によると女子高生ピップを主人公として三部作刊行されるよう。既に、シリーズ第二作も出ているようなので、また図書館で借りようっと。

内容:イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)"に取り組んでいた。題材は5年前の少女失踪事件。交際相手の少年が遺体で発見され、警察は彼が少女を殺害して自殺したと発表した。少年と親交があったピップは彼の無実を証明するため、自由研究を隠れ蓑に真相を探る。調査と推理で次々に判明する新事実、二転三転する展開、そして驚きの結末。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、イギリスで大ベストセラーとなった謎解き青春ミステリ!
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