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【読書日記25/22’】おっさんの掟「大阪のおばちゃん」が見た日本ラクビー協会の失敗@谷口真由美 [読書日記]

谷口真由美著「おっさんの掟「大阪のおばちゃん」が見た日本ラクビー協会の失敗」を読了。
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多分、この本に書かれていることは本当のことなんだろうな、って感じています。
2019年日本で行われたラクビーWカップでの成功を一過性で終わらせないため、ラクビー新リーグ構想が立ち上がります。
その際、スポーツ庁が「女性理事40%」を目標とするガバナンスコード(指針)を定めていたため、日本ラグビー協会からの強い要請を受け、著者で法学者の谷口真由美さんは同協会の理事に就任します。近鉄ラグビー部の元コーチを父に持ち、自身も”ラクビー場で育った女”という自負を持つ谷口さんに白羽の矢が立ったのは当然のことだったでしょう。
しかしながら、当時の(今もかも)ラクビー協会の実態は、男性中心主義、旧態依然の序列主義など、悪い意味での”昭和の時代”を引きずっていました。彼女は戸惑いながらもラグビー協会のために働き始め、ラグビー新リーグ発足のための「法人準備室長」「審査委員長」の重責を担うようになりますが、新リーグの1部リーグに残りたい、残らせたい協会と強豪チームのスポンサーから裏でグリップされ、その結果、谷口さんの権限が徐々に剥奪されていきます・・・
日曜8時からの「サンデーモーニング」のコメンテーターとしても谷口さんの歯に衣着せぬコメントは好きなんですが、ラクビー協会とこんな軋轢があったなんて知りませんでした。
”女性の地位向上”と言いつつ、未だに日本はダメダメ。
あらゆる意味で男女関係なく、公平・公正な国を作っていかないとホンマ後進国に成り下がりますね。

内容:2022年1月に開幕したラグビー新リーグ。その発足に向け中心的な役割を果たしていたのが、前年まで法人準備室長・審査委員長を務めた谷口真由美氏だ。彼女はなぜ突如としてラグビー界を追われたのか、その秘された理由を明らかにする。 彼女が目にしたラグビー界は、男性中心主義、時代遅れな序列主義など「おっさん」的価値観が支配する、ダメな日本社会の縮図だった。
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