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【Netflix】パワー・オブ・ザ・ドッグ [映画鑑賞]

Netflixで「パワー・オブ・ザ・ドッグ」(原題:The Power of the Dog)を鑑賞。
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個人的にはこの作品がアカデミー賞「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」の主要部門を獲得すると思っていました。結果、獲得出来たのは、女性監督のジェーン・カンピオンの「監督賞」のみ。
「作品賞」は先日紹介した「CODA あいのうた」、「主演男優賞」はあのウィル・スミス(笑)
ウィル・スミスが受賞できた作品は観てないけど、本作で主演のベネディクト・カンバーバッチの演技は引き込まれましたね。
物語は、1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、無慈悲な牧場主と彼を取り巻く人々との緊迫した関係を描いた人間ドラマ。
ベネディクト・カンバーバッチ演じる牧場主フィル、弟のジョージその妻ローズ。そして、ローズの連れ子のピーターの四人の関係が非常に緊迫感があり、かつ、物語全般に漂う謎というか企みが緊張感も生み出していましたね。
結果、この作品は2回いや3回観ないとわからないかも。その難解な物語のため「作品賞」を逃しちゃったのかな。
ベネディクト・カンバーバッチ以外にも弟役のジェシー・プレモンス、妻役のキルステン・ダンストも良かった。
Netflix加入者は観といて損はないかもです。

あらすじ・内容:「ピアノ・レッスン」で女性監督として初のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したジェーン・カンピオン監督が、ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎え、1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、無慈悲な牧場主と彼を取り巻く人々との緊迫した関係を描いた人間ドラマ。大牧場主のフィル・バーバンクと弟ジョージの兄弟は、地元の未亡人ローズと出会う。ジョージはローズの心を慰め、やがて彼女と結婚して家に迎え入れる。そのことをよく思わないフィルは、2人やローズの連れ子のピーターに対して冷酷な仕打ちをする。しかし、そんなフィルの態度にも次第に変化が生じる。カンバーバッチがフィル、実生活でもカップルのキルステン・ダンストとジェシー・プレモンスがローズとジョージをそれぞれ演じ、ピーター役はコディ・スミット=マクフィーが務めた。2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。2022年・第94回アカデミー賞では作品、監督、主演男優、助演男優、助演女優、脚色などの主要部門ほか計11部門で12ノミネートとなり、同年度の最多ノミネート作品に。ジェーン・カンピオン監督が、女性では史上3人目となるアカデミー監督賞を受賞した。
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