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【映画鑑賞記25/21’】孤狼の血 LEVEL2 [映画鑑賞]

「孤狼の血 LEVEL2」を鑑賞。
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柚月裕子原作「孤狼の血」シリーズの映画化第二弾。
前作で新人刑事として登場した松坂桃李演じる日岡秀一を主人公に、広島の架空都市・呉原を舞台に警察とやくざの攻防戦を前作以上に過激に描いてます。
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原作三部作は全て読んでいますが、本作は映画前作の3年後の呉原を舞台にした完全オリジナルストーリー。原作をベースにしているとは言え、脚本等はなかなかの完成度だったと思います。
物語のあらすじは、3年前に暴力組織の抗争に巻き込まれて殺害された、伝説のマル暴刑事・大上の跡を継ぎ、広島の裏社会を治める刑事・日岡。権力を用い、裏の社会を取り仕切る日岡に立ちはだかったのは、上林組組長・上林成浩。悪魔のような上林によって、呉原の危うい秩序が崩れていき・・・
この作品で特筆すべきは、上林役を演じる鈴木亮平でしょう。”鬼気迫る演技”という言葉がありますが、まさにその言葉にピッタリなド迫力の演技でしたね。彼は西郷隆盛や東京MERでのドクター役など、異なった様々な役をこなすカメレオン俳優。いまや日本に欠かせない俳優の一人だと思います。
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ヒロインは西野七瀬。ボウの演技でしたが、可愛いので許しましょう(笑)
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白石和彌監督がメガホンを取っているので、かなりのバイオレンス描写がありますが、2時間少しスクリーンに引き込まれてしまいましたね。

解説:柚月裕子による小説を『日本で一番悪い奴ら』などの白石和彌監督が映画化した続編で、前作から3年後の物語をオリジナルストーリーで描く犯罪ドラマ。亡き先輩刑事の跡を継ぎ広島の裏社会を取り仕切るようになった若き刑事が、刑務所を出所してきた暴力団員と火花を散らす。前作で新人刑事を演じた松坂桃李や彼と対峙(たいじ)する暴力団組長役の鈴木亮平のほか、村上虹郎、西野七瀬、中村梅雀、吉田鋼太郎などが出演する。

あらすじ:広島県警呉原東署刑事二課の日岡秀一(松坂桃李)は、マル暴の刑事・大上章吾に代わり、広島の裏社会を治めていた。しかし、上林組組長の上林成浩(鈴木亮平)が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れ始める。上林の存在と暴力団の抗争や警察組織の闇、さらにはマスコミのリークによって、日岡は追い詰められていく。
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