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【読書日記18/21’】安倍三代@青木理 [読書日記]

青木理著「安倍三代」を読了。
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自民党の総裁選挙も終わり、昨日の臨時国会で岸田文雄氏が第100代内閣総理大臣に選出。
今回の自民党総裁選は非常に面白かった。何より自民党のメディア戦略が上手いね。これじゃ、野党は影が薄くなるわな。
さて、本作。
今回の総裁選でもキングメーカーぶりを発揮した安部晋三元総理を含む祖父・寛、父・晋太郎の三代を描いたドキュメンタリー作品。
中身的には祖父、父は地元でも政治の世界でもひとかどの人物であったにもかかわらず、取材から晋三は「無知」「無恥」であったという声を引き出しています。
「二つの”ムチ”」を持ちながらも晋三が日本のリーダーになっていく、なってしまったストーリーには末恐ろしい感じも抱きましたね。
以前にも書きましたが、本作の著者・青木理氏は好きなジャーナリストであります。若干、偏った思想もあるけど、そこは一匹狼のジャーナリストだからしょうがないところもあるのかな。

内容:母方の祖父・岸信介を慕う安倍晋三首相には、もう一つの系譜がある。反戦の政治家として軍部と闘った父方の祖父・寛、その跡を継ぎ若くして政治の道に入った父・晋太郎だ。彼らの足跡から「3代目」の空虚さを照らすアエラ連載に大幅加筆。
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