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【読書日記4/21’】煉獄の獅子たち@深町秋生 [読書日記]

深町秋生著「煉獄の獅子たち」を読了。
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久々にピカレスク小説(悪漢小説、悪党小説)が読みたくなり、色々探していたら「このミステリーが凄い!2021年版」の17位にランクインしていた本作に巡り合いました。
警察もヤクザも登場人物全てがアウトロー。まるで「仁義なき戦い」の現代版を読んでいる感じがしました。
また、この作者・深町秋生は大藪春彦の後継者と言っても過言ではないかもしれませんね。
本作は「地獄の犬たち」の前日譚という位置づけらしいので、図書館で「地獄の犬たち」を予約しちゃいました。

内容:外道たちの愛と裏切り、そして破滅。 関東最大の暴力団・東鞘会で熾烈な跡目抗争が起きていた。死期の近い現会長・氏家必勝の実子・勝一と、台頭著しい会長代理の神津太一。勝一の子分である織内鉄は、神津の暗殺に動き出す。一方、ヤクザを心底憎む警視庁組対四課の我妻は、東鞘会を壊滅すべく非合法も厭わない捜査で東鞘会に迫るが……。『地獄の犬たち』に連なるクライム・サーガ第2幕。
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