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【映画鑑賞記1/20’】カツベン! [映画鑑賞]

2020年初映画は邦画の「カツベン!」。
東映映画の株主優待券をもらったので観に行っちゃいました。
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監督は「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行。一時は興行的にかなり稼いだ監督というイメージですが、最近は作りたい作品を作っているといったイメージが強いですね。
本作はサイレント映画時代を舞台に一流活動弁士になることを夢見る青年を主人公にしたコメディドラマ。活動弁士は当時の人気職業でしたね。
活動弁士を夢見る俊太郎(成田凌)が流れ着いたのは小さな町の閑古鳥の鳴く映画館・靑木館。そこで、ニセ活動弁士として働くことになります。
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隣町にあるライバル映画館に人材も取られ、客足もまばらな靑木館にいるのは、人使いの荒い館主夫婦(竹中直人・渡辺えり)、傲慢で自信過剰な弁士(高良健吾)、酔っぱらってばかりの弁士(永瀬正敏)など、クセの強い人材ばかり。
その他にも、幼なじみの初恋相手(黒島結菜)、大金をくすねた俊太郎を追うヤクザとヤクザとニセ活動弁士を追う警察などが現れ、まさにサイレント映画時代のドタバタ劇が繰り広げられます。
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ヒロインの黒島結菜はNHK朝ドラ「スカーレット」で主人公の弟子ミツを演じていましたね。ハチさんとヤバそうな関係になるかと思いきや、自ら身を引いて潔い女性を演じました。時が時だけに、旦那をとっちゃう設定はできなかったんでしょうかね(笑)
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古き良き時代のサイレント映画そして当時の花形・活動弁士を知ることができて勉強にもなった作品でした。
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解説:『それでもボクはやってない』などの周防正行監督が、映画が「活動写真」と呼ばれていた時代に独自のしゃべりで観客を沸かせた「活動弁士」を主人公に据えた青春活劇。約100年前を舞台に、活動弁士を目指す青年と彼を取り巻く人々を描く。主演を『ニワトリ★スター』などの成田凌、ヒロインを『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』などの黒島結菜が務める。共演には永瀬正敏、高良健吾、井上真央、竹中直人、小日向文世、竹野内豊らが名を連ねる。

あらすじ:偽の活動弁士として泥棒一味の片棒を担ぐ生活にウンザリしていた染谷俊太郎(成田凌)は一味から逃亡し、とある町の映画館にたどり着く。そこで働くことになった染谷は、今度こそ本当の活動弁士になることができるとワクワクするが、そこは館主夫妻(竹中直人、渡辺えり)をはじめ、スターを気取る弁士の茂木貴之(高良健吾)や酒好き弁士の山岡秋聲(永瀬正敏)などくせ者ばかりだった。
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