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【映画鑑賞記53/19’】ジョーカー [映画鑑賞]

「ジョーカー」を鑑賞。
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「バットマン」の悪役として広く知られるジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演で映画化。
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道化師のメイクを施し、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れる悪のカリスマが、いかにして誕生したのかを、原作のDCコミックスにはない映画オリジナルのストーリーで描いています。
DCコミックの映画作品と言えば、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンらのヒーローを集めたジャスティスリーグが有名ですが、ライバルであるマーベル作品のアベンジャーズには大きく水をあけられていますね。
しかし、本作「ジョーカー」では全く違った差別化を図り、作品としてのレベルも高いです。なにより、主演のホアキン・フェニックスの演技は素晴らしい。鬼気迫る演技とはこの作品でのホアキン=ジョーカーを指すのではないでしょうか。
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これまでジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトが演じてきたジョーカーと見比べてみるのも良いかもね。
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また本作では名優ロバート・デ・ニーロが共演。出演時間はそれほどではありませんが、流石の存在感を出しています。
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DCコミックスの映画化作品は本作のような人間ドラマを主として、他のヒーロー物とは一線を画したほうが良いかもね。

解説:『ザ・マスター』『ビューティフル・デイ』などのホアキン・フェニックスが、DCコミックスの悪役ジョーカーを演じたドラマ。大道芸人だった男が、さまざまな要因から巨悪に変貌する。『ハングオーバー』シリーズなどのトッド・フィリップスがメガホンを取り、オスカー俳優ロバート・デ・ニーロらが共演。『ザ・ファイター』などのスコット・シルヴァーがフィリップス監督と共に脚本を担当した。

あらすじ:孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
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