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【映画鑑賞記44/19’】世界の涯ての鼓動 [映画鑑賞]

「世界の涯ての鼓動」を鑑賞。
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「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」のヴィム・ヴェンダース監督作品。大好きな監督ですが、最近はちょっと遠ざかっていたかな。
今回は「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダー、「X-MEN」シリーズのジェームズ・マカヴォイのダブル主演で、しかもヴィム・ヴェンダース監督としては珍しく恋愛サスペンスということで、興味をひかれ観に行きました。この主役ふたり、好きな俳優なんですよね。
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フランス・ノルマンディーの海辺にあるホテルで出会ったダニー(リシア・ヴィキャンデル)とジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)は、わずか5日間で情熱的な恋に落ち、互いが生涯の相手であることに気付きますが、生物数学者であるダニーにはグリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査、そしてMI-6の諜報員であるジェームズには南ソマリアに潜入して爆弾テロを阻止する任務が待っていました。互いの務めを果たすため別れた2人だったが、やがてダニーは潜水艇が海底で操縦停止となる事態に遭遇し、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまうという、それぞれが極限の死地に立たされてしまいます・・・
まずは、アリシアのキュートかつクールな表情にひかれますね。
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そして、諜報員としての身分を隠して、ダニーと恋に落ちるマカヴォイ。内面との葛藤を巧く導きだしていました。
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ふたりを結びつけるのはノルマンディーの透き通った海。風景の描写はさすがヴィム・ヴェンダースといったところでしょうか。綺麗です。
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ラストでも海がキーワードとなり、物語の最後は観客の想像に委ねられますが、きっとハッピーエンドなんだろうな、と思いながら映画館を後にしました。

解説:『パリ、テキサス』などのヴィム・ヴェンダースが監督を務め、恋人たちの行く末を描いたサスペンス。運命的に出会った男女が、再会を胸にそれぞれの役割を果たそうと奮闘する。『ミスター・ガラス』などのジェームズ・マカヴォイと、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルがカップルを演じる。

あらすじ:ダニー(アリシア・ヴィキャンデル)とジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)はノルマンディーの海辺のホテルで出会い、5日で恋に落ちる。生物数学者のダニーはグリーンランドに調査に行かなければならず、 諜報員のジェームズには南ソマリアでの任務が待っていた。お互いを生涯の相手だと知りながらも、彼らはそれぞれの任地へと向かう。ところがダニーを乗せた潜水艇にトラブルが発生し、また、ジェームズは拘束されてしまう。
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