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【映画鑑賞記57/18’】音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! [映画鑑賞]

「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」を鑑賞。
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テレビドラマ「時効警察」や映画「インスタント沼」「俺俺」で知られる三木聡監督のオリジナル新作。オリジナルってところは評価できるけど(←上から目線)、内容は?
脱力コメディの先駆者として、三木監督作品は映画もドラマも面白かったけど、最近は福田雄一や宮籐官九郎などのコメディ感覚に押され気味の感じがしますね。
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物語のヒロインとなるのは、まったく無名のストリートミュージシャンふうかを吉岡里帆が演じます。人気アーティストになることを夢見て田舎から上京してきたものの、自分で作ったオリジナル曲は恥ずかしくて、ささやくような小声でしか歌うことができません。
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そんなふうかの前に、阿部サダヲ演じるロックスター・シンが現われます。シンはリスクを負い、自分の肉体を痛めつけることを良しとする昔ながらのロックミュージシャンです。しかも、彼の声は声帯ドーピングで作られているという設定。
もう少しこの設定を上手く活かせばよかったのにと思ってしまいますね(←またまた上から目線)。
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物語後半には何故か韓国に渡ったりして、何をしたいかよく分かりませんでしたよ。
共演は三木監督作品の常連とも言える麻生久美子ら。
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けどね、劇中阿部サダヲがバンドのボーカルとして歌う楽曲や吉岡里帆が歌う楽曲は中々良かったです。この映画の唯一の救いだったかも(笑)

解説:テレビドラマ「時効警察」や『俺俺』などの三木聡が監督を務めたコメディー。ドーピングで声を作っているカリスマロックスターと、声が小さいストリートミュージシャンの出会いを映し出す。主演とヒロインは、『舞妓 Haaaan!!!』などの阿部サダヲとテレビドラマ「ごめん、愛してる」などの吉岡里帆。マリリン・マンソンを参考にしたという主人公のキャラクターに注目。

あらすじ:絶大な人気を誇るロックスターのシン(阿部サダヲ)は、誰にも言えない秘密を抱えていた。それは、彼の歌声が“声帯ドーピング”という方法で作られているということ。しかし彼の喉は副作用で限界の一歩手前まできており、声が出なくなる恐怖におののいていた。ある日シンは、声が小さいストリートミュージシャンのふうか(吉岡里帆)と出会い......。
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