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【読書日記17/18’】アリ対猪木 アメリカから見た世界格闘史の特異点@ジョシュ・クロス [読書日記]

ジョシュ・クロス著「アリ対猪木 アメリカから見た世界格闘史の特異点」を読了。
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当時、世紀の凡戦と酷評された「アリvs猪木」。
けど、個人的にはあの”アリキック”でモハメド・アリの褐色の肌が赤黒く腫上がったのを見て、この一戦は異種格闘技のはじまりであり、K-1やプライドそして現在のRIZNへ繋がっているのだと思います。
著者のジュシュ・クロスは格闘ジャーナリスト。2000年からMMA(総合格闘技)を取材し、この分野のジャーナリストとしては草分け的存在と言われています。
本作はそのアリvs猪木の真相を追ったドキュメンタリー。
HCくんは子供の頃からプロレスがアントニオ猪木が大好きだったので、興味深く読むことができました。アントニオ猪木という存在を、アメリカ側の視点で見てみると、なかなか新鮮に感じるところもあり、それを読めただけでも良かったかな。

内容:なぜ、アリはレスラーと戦ったのか?なぜ、米国マット界は団結したのか?なぜ、シュートマッチになったのか?なぜ、猪木は勝てなかったのか?なぜ、MMAはその後繁栄したのか?仕掛けたのは、全米の覇権を目論むWWWFのビンス・マクマホン。ボクシング界のボブ・アラムは、革新的な衛星中継で巨利を狙った。14億人が目撃した「MMA(総合格闘技)の原点」。歴史的一戦の裏側に迫る米国発ノンフィクション!!

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