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【読書日記4/18’】スティール・キッス@ジェフリー・ディーヴァー [読書日記]

ジェフリー・ディーヴァー著「スティール・キッス」を読了。
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海外ミステリーは最近ほとんど読まなくなりましたが、ジェフリー・ディーヴァーだけは新作が出るたびに読んでいます。
そのディーヴァーの新作はお馴染みリンカーン・ライムシリーズ。本作で12作目になります。
12作目になればマンネリ感も出てくると思われますが、そこはディーヴァー。いろんな仕掛けを施して読者を飽きさせませんね。
ただ、シリーズとしてのパワーは落ちてきているかな。どんでん返しの魔術師の異名を持つ彼ですが、本作ではそれほどでもなかったです。
ディーヴァーも御年67歳。年齢的なこともあるんでしょうかね。
けど、リンカーン・ライムが健在な限りは、ライムとともに歩んでもらいたいですね。
次作も期待であります。

身近な道具が牙を剥き、あなたを殺す――。殺人犯を追跡中の刑事アメリアの目前で、エスカレーターが通行人を巻き込んだ。救助活動もむなしく男は死亡、殺人犯も逃走してしまった。ある事件をキッカケにリンカーン・ライムが警察の顧問を退いた今、アメリアは単身、捜査をつづけるほかなかった。一方ライムは、エスカレーター事故の遺族から民事訴訟のために調査を依頼される。ライムの弟子として働き始めた元疫学研究者ジュリエット・アーチャーを交え、調査が開始される。なぜエスカレーターは不具合を起こしたのか? 名探偵ライムと刑事アメリアは日常の道具を凶器に変える殺人者を捕らえることができるのか。ドンデン返しの魔術師の名シリーズ、最新第12作。
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